危ない女子に気をつけて!「ぼったくり合コン」の実態と対処法

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男女が楽しく盛り上がるはずの合コンで起きてしまう悲劇、「ぼったくり合コン」をご存知でしょうか。女性に対して会費を余計に請求する手口が代表的ですが、同様の被害は男性にも及んでいます。

「支払いは男がするもの」という風潮を逆手にとり、男性に高額な支払いを負担させるだけでなく、さらに悪質な場合お店とグルになって10万円近い金額を請求するケースもあるようです。

今回は身近に潜む「ぼったくり合コン」を回避するための方法と、背後に潜む男女の心理について、日本合コン協会会長・合コンシェルジュの絵音さんに、お話を伺いました。

他人ごとじゃない?巷で起きた、ぼったくり被害集

まずは「ぼったくり合コン」に遭遇してしまった方の声をご紹介しましょう。編集部に寄せられたトラブルは以下の通り。お会計での違和感から計画性がある悪質なケースまで、その被害はさまざまです。

事例1】女の子が率先して高額なメニューや高いお酒ばかり注文。そのうえお会計で「当然おごりだよね」という態度を取られてしまい、後味が悪くなってしまった。

【事例2】幹事と事前に「今日は割り勘で」という話をしていたのに、「買い物してきたからお金なくなっちゃった」「お財布忘れちゃった」と言う女性陣。その場で知り合った方だと「次回払いますね」という話も難しい。

【事例3】合コンで女性陣が妙にお酒を勧めてきた。二次会でも同様にどんどんお酒を飲まされ、男性陣は泥酔。気づくと女の子は全員いなくなり、会計はかなり高額に……。その後もなぜか同様の被害に2〜3回遭遇。

積極的な女性にご注意!ぼったくり合コンを見分けるポイント

こうしたトラブル事例に対して絵音さんは、「いずれのケースにも共通しているのは『女性が主導権を握っている』点ですね」と指摘します。そこでぼったくり合コンを見分けるポイントや、被害の防止策を挙げていただきました。

・モテ女子から来る「合コンしようよ」に要注意

「普段から服装が派手でモテて、しかも婚活に興味がなさそうなタイプの女性から『合コンしよう!飲もうよ!』と積極的に誘われた場合は怪しいですね。さらにお店までピンポイントで指定してきたら、店側とグルになっている可能性もあるため注意が必要です。もし合コンの開催が決まったら、男性側がお店の選択肢をいくつか提示するようにすれば、想定外の高額支払いになる事態を防げます」

・「今日の俺、イケてる!」は勘違いかも……

「悲しいですが、普段とは比にならないほどモテモテになった合コンでは、一旦冷静になりましょう。また、合コン相手の露出度が高く、アプローチが積極的でも『今日の俺はイケてる!』と舞い上がってしまうのは要注意。相手はそこに付け込み高いメニューをどんどん注文、気づいたときには恐るべき金額になっている……という手口かもしれません」

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・「強いお酒大好き~♪」な女性に釣られない

「泥酔しているスキに女性が消えてしまうケースはかなり悪質ですね。女性が強いお酒ばかり頼むようでしたら、男性は気をつけましょう。お酒を飲みたがる女性がいると、つい嬉しくなってしまう男性の気持ちは分かります。ですが、もし純粋にお酒が好きな女性だとしたら、普通は『なに頼もうか?』『これ飲んでもいい?』というコミュニケーションがあるはずです。ですから、勝手にどんどん注文してしまう場合は要注意ですね」

・ガツガツ頼みたがる女性には、大人の余裕で対処

「ぼったくり合コンに遭ってしまう方は、気前がいいタイプや断れないタイプが多いんです。女性から『これ飲んでみたいなぁ』と甘えられてしまうと、『いいよ!どんどん頼もう』とつい言ってしまう。 そこで、高額メニューや高いお酒を頼みたがる相手に対しては、『大丈夫?飲みすぎじゃない?』『落ち着いて、ゆっくり楽しもうよ』とやんわり抑止するようにしてみましょう。相手や周囲を気遣うことで場の空気も悪くなりませんし、大人の余裕もアピールできますよ」

・会計では、思い切って弱り果てるのもあり

「万が一、お会計で想定外の支払いになってしまった場合、女の子に文句を言うのではなく、『え〜!?どうしよう……』と、落ち込む態度を見せるのもアリです。母性本能を引き出す作戦ですね。相手もバツが悪くなりますし、周囲がフォローに回ってくれるはず」

会計で納得のいかないときは、女性幹事にハッキリ言うべき

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男性としては、女性からのアプローチに弱いもの。しかし、だからといって泥酔するまで飲んだり全額奢らされたりという事態になっては、果たして得したのか損したのか分かりません。

一方、相手を最初から疑ってかかり、合コン本来の目的に集中できなくては本末転倒。

そこで、男女がお互いに楽しい合コンにするためのアドバイスも伺いました。

「お酒が入る場ではどうしても判断力が下がってしまいますし、女性としても『この人、気前良い!』と思ったら甘えてしまいます。そして女性にそのつもりが無くても、結果的に『ボッタクリだったのでは?』と男性がモヤモヤしてしまうこともあるかと思います。 もし、お会計に関して不可解なことがある場合は、その場で女性幹事としっかり話しましょう。

幹事としても、予算をコントロールできなかったという場合もあるかもしれません。ですが、「お財布(お金)を忘れた」という人はあまりに非常識。「悪いものは悪い」とハッキリ言うことで、合コンの後味が悪いまま翌日以降に引きずることも防げますし、再発防止につながります。」

近年は男女平等の思考が広まっていることもあり、「全額男性のおごりで当然」という声も少なくなりつつあります。また最近では振込み機能がついた「割り勘アプリ」も登場しているため、金銭トラブルを防ぐツールを前もって共有しておくのも良いですね。

せっかくの出会いが後味の悪い場とならないよう、挙げたポイントや対策をぜひ参考にしてみてくださいね!

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絵音(えのん)

タレント時代に3年間で1000回の合コンを経て、2009年に株式会社ビッグリボンを設立し「パピマミ」を運営するインターネットメディア事業を展開。累計 2000回以上もの合コン実績をもとに、2012年5月8日“コンパの日”に一般社団法人 日本合コン協会を設立。史上初となる海外での街コン開催や、合コングッズブランド『GOKON MANIA -合コンマニア-』のプロデュースなど、合コン文化を活性化することで未婚率の上昇や少子化を食い止めに貢献する活動をしており、この事業は東京都からも認可を受けている。また、男女の恋愛心理を分析する“合コンシェルジュ”として各種メディア出演や著書も多数。

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