メイドがはんだ付けに挑戦 秋葉原で新旧の店が集うイベント

はんだ付けには「瞬間の快感」がある

 家電専門店やアニメショップが立ち並ぶ”オタクの街”東京・秋葉原で、2012年1月8日、地域活性化イベント「アキバ大好き!祭り2012」が開催された。アニメグッズからメイド喫茶、鉄道模型や家電まで、秋葉原の街を構成する約50の店舗が一同に会し、物販、実演・体験コーナーが用意されたほか、「アキバ系アイドル」のステージライブが開催。家族連れや外国人など多くの人で賑わった。

 イベントは、”「電気・電子部品街」「ものづくり支援の街」としての秋葉原の再興と「ポップカルチャーの聖地」としてのアキバとの共存共栄をテーマに地域活性化をおこなう”をコンセプトとして、地元企業により企画されたもの。

武器屋で売られていたエクスカリバー

 会場で注目を集めていたもののひとつが、模造武器専門店の「武器屋」。日本刀から西洋の刀剣や甲冑のほか、映画に登場した武器が展示販売され、来場者は武器を眺めたり実際に手に取ったりして興味津々の様子だった。同店の代表・磯野圭作さんによると、お勧めは”生物兵器”こと「不味いコーラ」(150円)だという。

 また体験スペースでは、電子部品店・株式会社若松通商の企画・運営により、はんだごてメーカー・白光株式会社とメイド喫茶・橙幻郷の3社がコラボした「メイドさんと一緒にはんだづけ無料セミナー」が開催された。これは、「ものづくり」には、電子部品を組合わせて試作を繰り返すために「はんだづけ技術は必要不可欠」として、子供たちにはんだづけを教えることを目的とするもの。訪れた人は、白光株式会社の東京営業長の直接指導のもと、メイドと一緒にはんだごてを使ってマイコンオルゴールの製作に挑んだ。はんだづけを体験したメイドの1人、有村しおんさんはその魅力を「付ける瞬間の快感」にあると語った。

 「アキバ大好き!祭り2012」は2012年1月9日(祝)まで開催される。

(中村真里江)

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