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SNSハラスメントに要注意!リア充アピールの光と影

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あけましておめでとうございます、2017年1本目のハブチンです。

みなさんは「あけましておめでとうございます」をどのようにお伝えしましたか?年賀状、メール、SNSなど色々な手段があるかと思いますが、日本郵政が発表したデータによると今年の年賀状発行枚数は約30億枚と8年連続で減少したそうです。確かに友達の住所を知っている数は、数えられる程度ですよね。

20代、30代の方は SNSを通じて連絡した方が多いのではないでしょうか。日本国内におけるSNSの利用者(アクティブユーザー)は年々増加しており、2016年末には6,872万人に達する見込みだそうです※。総人口の半数くらいが使うツールということで、コミュニケーションのインフラとして確立されつつあります。※出典「2016年度のSNS利用動向に関する調査(ICT総研)

一方で「SNS疲れ」という言葉を耳にします。全国消費者価値観調査(CoVaR)調査によると、約5割の人が「SNSは面倒だと思う」と答えておりSNS疲れを感じている人が少なくないことがわかりました。というわけで、今回どのようにすればSNSハラスメントによる「SNS疲れ」を防げるのか、個人的な考えを記載していきます。

どうしてSNSハラスメントが起きてしまうのか?

「リア充疲れ」に関する調査レポート(タイムカレント調べ)によると、Facebook疲れを感じる理由の第一位は【他人の「リア充」投稿にうんざりしてしまう】とのこと。

他にも【苦手な人とも繋がらざるを得ないわずらわしさ】や、【自分の投稿に対する反応が気になってしまう】が上位にあります。

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読者の方もこのデータを見て共感する方も多いのではないでしょうか?Facebookには光り輝くような眩しい写真が載っていますが、光の側には陰があるもの。筆者の場合、子どもができるのが少し遅かったのですが、妊活中の妻がFacebookで友達が赤ちゃんの写真をアップしているのを見て、微笑ましくも辛そうにしていたことを覚えています。そういう経験があるので、私たちは子供の写真をSNSに投稿するのをなるべく控えています。いくらいいね!数が集まっても、それ以上に苦しい想いをする方がいるなら、わざわざ投稿する必要はないと思うからです。

ハッキリいってめんどうなSNS。どのようにすればストレスを軽減できるのでしょうか?

SNSを自分の「リア充」アピールのために使わない

そもそも、なぜ自分の「リア充」をアピールしたいかというと、きっと自分はこうありたい、こう思われたいという自尊心(自分を大切におもう気持ち)を満たしたいからだろうと思います。しかしながら、 SNSの投稿で自尊心を満たそうとすると、自分の投稿に対する反応が気になってしまい、しだいに常にチェックをしていないと不安な気持ちになっていきます。

しかしながら、先述の調査のとおり、SNSユーザーの4割は他人の「リア充」投稿にうんざりしています。はじめから4割の人は、あなたが「どんな食事をしているのか」「誰と一緒にいるのか」「子供がどのように成長しているか」など関心がないどころか、正直めんどうくさいと思っているのです。そう思われる方々に対してわざわざ発信するのはお互いしんどくなるだけではないでしょうか。

SNSごとにターゲットとメッセージを絞って投稿する

そこで筆者が実践しているSNSハラスメントを回避するコツは、「SNSごとにターゲットとコンテンツを絞って投稿する」です。自分の自尊心を満たすのではなく、他人が欲しい情報を提供するためにSNSを使うのです。

例えば子供の写真。もっとも子供の写真を見て喜ぶのは、自分たちの親や親戚です。そうであれば親戚だけに絞って、子供の写真を共有すればいいのではないでしょうか。私たち家族の場合は子供の写真をSNSの走りであるmixiが提供している家族アルバム「みてね」に投稿しています。家族アルバムとありますが機能やコンセプトは「子供の写真で家族が会話することに特化したSNS」です。

続いて料理の写真。インスタグラムで「つみきキッチン」というアカウントで妻の簡単にできる作り置きおかずに絞って投稿しています。最初は妻の料理をFacebookで投稿していましたが、ポジティブな意見とともに、一部リア充アピールしているとネガティブなコメントも頂いていたので、インスタグラムに移行しました。結果、2017年1月現在2600人以上の方がフォロワーしてくださり、おかずを作りの参考にしてもらっています。妻もフォロワーさんからレシピの作り方をもらったり、ありがとうの言葉をもらったり、喜んでいます。

このようにターゲットとコンテンツを絞って投稿することにより、見てくれた方は幸せな気持ちになり、投稿する方もポジティブなフィードバックがもらえる好循環がおきます。コミュニケーションにかける負荷をなるべく減らすことが、SNSハラスメントを回避するコツだと思います。

結論、SNSは現実の人間関係の延長でしかありません。現実で自尊心が満たされていないのであれば、SNSで「リア充アピール」しても満たされません。逆に自尊心が満たされていれば、リア充アピールもしなくなるでしょう。現実でもいいし、ネット上でもいいので、困っている人たちに、自分ができることをし続ける。まずは小さなことから始めませんか?

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【羽渕 彰博(ハブチン】

1986年、大阪府生まれ。2008年パソナキャリア入社。転職者のキャリア支援業務、自社の新卒採用業務、新規事業立ち上げに従事し、ファシリテーターとしてIT、テレビ、新聞、音楽、家電、自動車など様々な業界のアイデア創出や人材育成に従事。2016年4月株式会社オムスビ設立。

ハブチン (@habchin3) | Twitter

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