『12月21日はなんの日?』ロック界にも影響を与えたブルース・ギタリスト、アルバート・キングの命日

『12月21日はなんの日?』ロック界にも影響を与えたブルース・ギタリスト、アルバート・キングの命日

 12月21日はブルース・ギタリスト、アルバート・キングの命日である。

 B.B.キング、フレディー・キングと並び、ブルース界の“スリー・キングス”のひとりとして知られるアルバート・キング。1950年代からブルース・ギタリストとして本格的に音楽活動をスタートさせ、1966年にスタックスと契約。トレード・マークであるフライングVから繰り出されるチョーキングを多用した独自のプレイスタイルで、多くのロック・ギタリストに影響を与えた。

 代表曲のひとつである「Born Under A Bad Sign(悪い星の下に)」(1967年)は、クリームやジミ・ヘンドリックスらにカバーされ、80年代にはRCサクセションによる日本語カバーもおこなわれたことから、ロック好きにとってもなじみのあるナンバーだろう。スタックス倒産後はいくつかのレーベルを渡り歩きながら、精力的にコンサート活動やレコーディングを続けていたが、1992年12月21日、心臓発作で帰らぬ人となった。享年69歳。死から約20年後の2013年にはロックの殿堂入りも果たしている。

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