「TPOに合わせた声の使い方」で一流のビジネスパーソンを目指す!

「TPOに合わせた声の使い方」で一流のビジネスパーソンを目指す!

自分の声について考えたことありますか?

自分の声について、相手にどのように聞こえているのか、またどんなイメージを持たれる声なのか考えてみたことはありますでしょうか?

「いい声」とは決して「きれいな声」ではありません。
よく「自分の声が嫌いだ」という方もいらっしゃいますが、実はTPOに合わせられる声こそが「いい声」なのです。

例えば、テレビで司会者として活躍しているタレントさんも様々な声の人がいます。少しハスキーな声だったり、中には極端にガラガラ声の方も。
でも彼らが多くのレギュラー番組をもち、司会者として注目されているのは、その声を個性として生かし、さらには番組の進行に合わせながら、声を使い分ける術をもっているからなのです。

TPOに合わせて声を使い分けるとはどういうことか

ではTPOに合わせた声とは、いったいどんな声なのでしょうか?
まずは、声の高さについて考えてみて下さい。

例えば、嬉しかったときのことを話す場合、人は笑顔を浮かべながら話しをすると思います。
そのとき、声の高さも自然と明るい声になっていると思います。
もし、嬉しい話なのに暗い声で話したとしたら、相手に気持ちが伝わるでしょうか?
簡単に言えば、そのように気持ちや状況に合った表情と声で伝えることが大切だということです。
声の使い分けにはその他、場の雰囲気や内容に合わせた「間」の取り方や「テンポ」、「抑揚」などが大切な要素になります。

相手に伝わるように話すという意識が重要

まずは自分の声をチェックしてみて下さい。ほとんどの方は自分の声を客観的に聞く機会がほとんどないかも知れません。
私もアナウンサーという仕事を始めるまでは、声を録音して聞くということがなかったのですが、テレビでニュースを担当するようになってからは、必ず録画をして後から自分の声や伝え方をチェックするようにしていました。

最初の頃は、自分の声が思ったよりも高く聞こえたりして、違和感を覚えましたが、この声こそが、相手に伝わっている声なのだと認識し、聞き手の立場に立って、より伝わるための声の高さやテンポを調整するようにしました。
伝えるということは「何を伝えたか」よりも「何が伝わったか」が大切なのです。
聞き手の立場で話すという意識がポイントでしょう。

声の印象次第で自分の価値が変わる

このように「声」の印象を高めるためのコツについてご紹介している新刊を出版しました。
『仕事ができる人は「声」が違う!』(すばる舎リンケージ)です。
この本の中には、QRコードが付いていて、音声動画で私のレッスンを受けることが出来るようになっています。
自分では、程よい声の高さや大きさ、テンポが見つけられないという方にお勧めです。
この本の中には、「一度聞いたら忘れられない声」の持ち主として、様々な芸能人や、アスリート、アナウンサーに至るまで声の分析を行っています。

声はその人のブランディングにも必要な要素になります。
声の印象を高め、相手との信頼関係を築くためには、どのような出し方をすればよいのか、ちょっとした意識を変えるだけで、すぐに実践出来ます。

これまで15年間にわたり、様々な話し方の悩みを聞いてきた中での事例をもとに書きました。
自分の声に自信がない人も、人前で話すのが苦手でも、TPOに合った「自分の声」を見つけて磨くことで、一流のビジネスパーソンへと成長できます。

第1章 成功している人ほど、一度聞いたら忘れられない「声」を持つ
第2章 仕事ができる人は「自分の声」を見つけている
第3章 仕事ができる人は「声の出し方」がひと味違う
第4章 仕事ができる人は「声」を上手に使い分ける
第5章 仕事ができる人は「ビジネスに効く声」を保つためにケアをする

是非、『仕事ができる人は「声」が違う!』をお読み頂けたらと思います。

(牛窪 万里子/フリーアナウンサー)

関連記事リンク(外部サイト)

クリスマス目前!大切な人へ贈る言葉の伝え方
プレゼンで効果的「小泉流ワンイシュー戦法」
一瞬で相手の心に響く声を手に入れるための毎朝5分のトレーニング

  1. HOME
  2. 政治・経済・社会
  3. 「TPOに合わせた声の使い方」で一流のビジネスパーソンを目指す!
JIJICO

JIJICO

最新の気になる時事問題を独自の視点で徹底解説するWEBメディア「JIJICO」。各分野の専門家が、時事問題について解説したり、暮らしに役立つお役立ち情報を発信していきます。

ウェブサイト: https://mbp-japan.com/jijico/

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。