「ゲームを通じてナイフに興味」 埼玉刺傷事件の男子生徒発言にネット騒然

NHKニュース

 埼玉県三郷市で女子中学生が刃物で切りつけられた事件について、殺人未遂などの疑いで逮捕された高校2年の男子生徒が「ゲームを通じてナイフに興味を持つようになった」と発言したと報道され、一部のインターネットユーザーが騒然としている。

 先月、埼玉県三郷市で15歳の女子中学生が刃物で切りつけられてけがをした事件が発生し、2011年12月5日に殺人未遂などの疑いで高校2年の男子生徒が逮捕された。報道によると、生徒の自宅からは、サバイバルナイフなど20本余りの刃物が見つかり、警察が押収したという。

 その後、NHKで12月8日、

「関係者によりますと、生徒は、ナイフや銃などの武器で戦うゲームを通じてナイフに興味を持つようになり、折りたたみ式ナイフなどを同級生らに見せることもあったということです」

と報じられ、一部のインターネットユーザーが騒然。ツイッターでは、

「はいはい規制規制」
「まーたゲームのせいにしてるのか」

と犯行がゲームに起因するかのような動きに対して批判的な声が噴出した。

 一方で、「まあ興味をもつきっかけにはなるよね」といった報道内容に肯定的な意見もあった。しかし、多くの声はこれをきっかけにゲームが規制されるかもしれないということに対し、「呆れ」や「怒り」をあらわにしている様子だった。

◇関連サイト
・高校生 刃物収集は中学時代から – NHKニュース(2011年12月8日)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111208/t10014491091000.html

(山下真史)

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