教育のカタチを創造しよう~内田洋行『ウチダ教育クラウドサービス』を開発

教育のカタチを創造しよう~内田洋行『ウチダ教育クラウドサービス』を開発

内田洋行が『ウチダ教育クラウドサービス』を開発、来年1月から販売を開始する。

オフィス家具などを扱っている会社というイメージが強いかもしれないが、この会社は教育関連事業にも長年力を入れている。

今回発表したサービスは、従来顧客に合わせてシステム構築してきた教育サービスをクラウド化したもの。出欠管理やデジタル職員室などの校務支援システム、デジタル教科書などデジタルコンテンツの利用、ヘルプデスクなど、授業を支援するさまざまなシステムを組み合わせて、1か月からの期間単位で利用することができる。

自治体のシステムも長年構築してきていることもあり、学校を教育機関の中心として、地域、自治体ともつながっていく、そんな地域ぐるみの“学び”の環境を念頭において開発しているとのこと。

“学ぶ”という環境は、小中学校、高校、大学などだけではない、会社や地域コミュニティ、寺子屋的なものなどさまざまだ。そんな多種多様な教育環境をつないでいくためには柔軟性も必要になってくる。今回発表したサービスについても、現在の形が完成形ではなく、さまざまな教育関係者や利用者の意見や要望を取り入れながら、進化をしていくそうだ。

大久保昇氏

写真:教育ICT・環境ソリューション事業部長 大久保昇氏

そんな教育現場のニーズを集め、よりよいサービスを作るために、内田洋行は『フューチャークラスルーム』いう場も提供している。大阪では昨年12月にオープン、教育に関わる人たちを中心に利用されているが、今月1日から東京本社ビルにも、この『フューチャークラスルーム』が開設された。

フューチャークラスルーム

写真:フューチャークラスルーム

ここでは『ウチダ教育クラウドサービス』を体験できるほか、従来の授業形態だけでなく、グループワーク、プレゼンテーションなど、それぞれのシーンに合わせて、スムーズに切り替えることができる物理的環境も整っている。見学も可能だが、“学ぶ”“知を深める”という観点で教育の新しい可能性を探っていこうという方々は、一定の条件はあるが、無料で利用することができるそうだ。この場で実際に体感してもらいながら、どういう教え方をすればいいのか、学び方があるのかなど、教育の新しい可能性を、さまざまな人たちと共に探っていきたいとのこと。

こういった教育サービスを使ってみたいという方や、こんなことは可能だろうかと考えている方は相談をしてみては。

内田洋行ウェブサイト[リンク]

フューチャークラスルーム『ウチダ スクール・ウェブ・ジャパン』[リンク]

ここから生まれる新しい教育のカタチが楽しみになってきた。

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