2016年広州国際モーターショーに登場した、日本メーカーの車たち
▲この人、人、人による熱気が伝わるだろうか。好景気の時代は一段落ついたようだが、中国の自動車に対する興味は尽きない模様
世界最大級のモーターショーで活躍した日本車たち
2016年11月19日から27日にかけて行われている広州国際モーターショー。まずは上記写真をご覧いただきたい。これはプレスデー(報道関係者向けの公開日)の模様だ。彼の地の自動車熱がいかに盛んか、ご理解いただけるだろうか。
どのような手段を使ったのかはわからないのだが、一般の方が多数入場していて度肝を抜かれた。アナ雪コスチュームを着た現地の子供が車の前でポーズを決めている様子もあり、なんともエネルギッシュなショーであった。今回は、そんな盛況の広州国際モーターショーで登場した日本車をご紹介していきたい。
▲広汽トヨタによるAセグメントハッチバック、ヤリスにセダンモデル、ヤリスLセダンが新たに設定された。この変更を機に兄弟車である、一汽トヨタ製(このあたりが中国の自動車事情の複雑なところだ)のヴィオスにもセダンモデルが設定されている
▲トヨタ肝いりの1.2Lダウンサイジングターボは、中国では2016年春の北京モーターショーで発表された。このエンジンを搭載したモデルが、写真の広汽トヨタ レビンターボ。兄弟車である、一汽トヨタのカローラ1.2Tもショー直前に発表されている
▲残念ながら、日本では活躍の場を失ってしまった、トヨタ RAV4も中国では健在。最新のキーンルックを採用するなど、細かな改良を実施することで商品性の大幅な向上が図られた。エンジンラインナップは2Lと2.5Lが設定されている
▲北米市場でも大ヒットを記録している、ホンダ シビック(現地では東風ホンダ製)に1Lの3気筒ターボエンジン搭載車が新設定された。日本市場に復活するというウワサもあるだけに、このエンジンを搭載したモデルが設定されるのか、気になるところ
▲日本では苦戦が続くホンダ ジェイドだが、もともと中国市場をターゲットとしていたモデルだけに、彼の地では大人気となっている。改良が施され、1.8Lのみだったエンジンラインナップに、1.5Lターボを新設定。ショーでも人気を集めていた
▲広州ホンダのアコードとメカニズムを共有する、東風ホンダ スピリアにハイブリッドユニット搭載車が新設定された。上記ジェイドのときもそうであったが、東風ホンダの方々の誇らしげな様子が印象的。大きい車が中国の人は好きなのだ
▲日本でも話題となった2017年モデルの日産 GT-Rが中国市場でデビューした。大きい車と同様にハイスペックな車も好きなお国柄だけに注目を集めていた。彼の地のイメージカラー、赤を背景に背負っての登場も印象的。価格は約3256万円よりとのこと
▲日産の上級ブランド、インフィニティは怒涛の新車ラッシュ。写真はいわゆる、日本市場におけるスカイラインクーペの新型であるQ60。日本よりも先に中国デビューを果たした。2L直4ターボと3L V6ターボが設定されているようだ
▲インフィニティのコンパクトSUV、QX30が広州ショー開催のタイミングで正式発表となった。日産とメルセデス・ベンツの協業による賜物で、GLAクラスの兄弟車にあたる。エンジンは1.6Lと2Lが用意されている
▲大型SUVがトレンドとなってきている中国市場の状況をいち早くキャッチして、市場に投入されたインフィニティ QX60。北米モデル同様に3列7人乗車が可能で、全長4990×全幅1990×全高1720mmという堂々たる体躯をほこる
▲2016年9月24日に、日本や北米などではすでに販売されている、アウトランダー(現地では、広汽三菱社製)のマイナーチェンジモデルが中国市場でも発表された。例の問題もあり、中国市場における今後の三菱の状況も気になるところtext&photo/マガジンX編集部
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