Amazonが『知育・学習玩具大賞』を発表 育てたい能力や教科からおもちゃを選べる『知育・学習玩具ストア』も開設
Amazon.co.jp(以下Amazon)は9月20日、カスタマーレビューと専門家の意見から選定した『知育・学習玩具大賞』を発表。同日に、数十万点の知育・学習玩具を国内外から集めた特設ストア『知育・学習玩具ストア』を開設しました。
『知育・学習玩具大賞』は、まず数十万点あるという知育・学習玩具から「カスタマーレビューが4件以上」「星の数が平均4以上」という条件に合致した製品49点を選定。
この中から、保育・教育・脳科学の専門家による二次審査を経て、知育玩具部門 大賞と学習玩具部門 大賞が1製品ずつ、さらにアイデア賞1製品、審査員特別賞が3製品、選出されました。
知育玩具部門 大賞:『カプラ200』(KAPLA社)
知的発達や好奇心をかきたてるおもちゃ、かつ専門分野の視点から注目すべきポイントがあるおもちゃが受賞。
学習玩具部門 大賞:『世界の国旗かるた』(学研ステイフル)
その科目や学習分野への興味をかきたてる、または習得の一助となっているおもちゃが受賞。
審査員特別賞(秋田喜代美氏):『アソブロック BASIC シリーズ スペシャルパック ドラゴン』(マーゼンプロダクツ)
審査員特別賞(池谷裕二氏):『サボテンバランスゲーム』(プラントイジャパン)
審査員特別賞(駒崎弘樹氏):『ニューブロック たっぷりセット』(学研ステイフル)
審査員特別賞は、各審査員が専門分野の観点から優れていると評価したおもちゃが受賞。
アイデア賞:『わごむパターンボード』(くもん出版)
アイデア賞は、大賞には選ばれなかったが、着想やアイデアが優れているおもちゃが受賞。
Amazon特別賞 1:『プログラミングロボ コード・A・ピラー』(マテル・インターナショナル)
Amazon特別賞 2:『ローリーズ・ストーリー・キューブス』(The Creativity Hub)
Amazon特別賞は、一次審査の基準を満たさずノミネートされていないものの、次世代の知育・学習玩具として期待できるおもちゃをAmazonおもちゃ&ホビー事業部が選定。
授賞式では、東京大学大学院 教育学研究科教授で教育心理学者の秋田喜代美氏が受賞作品全般の講評を発表しました。受賞作品の特徴として、おもちゃ自体はシンプルで、自分で構成して遊ぶおもちゃが選ばれているとコメント。子供自身の創意工夫、主体性、意欲や動機を高めるほか、没頭集中により、想像力を高める効果が期待できるそうです。もうひとつの特徴として、積み木やカルタ、バランス玩具など、文化的に長く受け継がれた伝統的なおもちゃを新化させていると指摘。誰もが使いやすく、1人でも誰とでも楽しめるものが選ばれたようです。
Amazonが開設した『知育・学習玩具ストア』は、「創造力、達成感を育む」「コミュニケーション能力を育む」「情操を豊かに育む」といった“育てたい能力”、子供の年齢や学ばせたい教科からおもちゃを選べるのが特徴。『知育・学習玩具大賞』の特集ページも公開されています。お子さんをお持ちの読者のみなさんは、クリスマスに向けてこちらでじっくりプレゼントを検討してみてはいかがでしょうか。
知育・学習玩具ストア(Amazon)
https://www.amazon.co.jp/b?ie=UTF8&node=4517329051
宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
ウェブサイト: http://mogera.jp/
TwitterID: shnskm
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。