アッシャー、ハリウッド殿堂入りでファンに感謝

アッシャー、ハリウッド殿堂入りでファンに感謝

 アッシャーが9月7日、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームに2,588番目の星としてその名が刻まれた。「僕が2,588位になったのは初めてのことだけど、まるでNo.1になった気分さ」と喜びを語っている。

 アッシャーの星型プレートが埋め込まれたのはロサンゼルスのハリウッド大通り6201番地、ハリウッド大通りとヴァイン通りの交差点付近だ。アッシャーはスティーヴィー・ワンダー、ケリー・ローランド、ミゲル、ウィル・アイ・アム、そして映画『Hands of Stone』で共演したエドガー・ラミレスといった友人たちに囲まれながら除幕式を行った。

 熱心なファンたちが午前11時半からのセレモニーに先立ち、6時から列を作り始めていたほか、観衆のなかには音楽業界のエグゼクティブたちの姿もみられた。アッシャーは、「この瞬間を自分一人で祝ったりはしない。僕を支えてくれた人たち、僕が苦しいときにも愛し続けてくれた人たちと一緒に祝うんだ」とコメント。また、母親で最初のマネージャーでもあるジョネッタ・パットンに対し、「ママ、いろいろありがとう。ここに皆を連れてきてくれたことに感謝したい。ママが認め、今の僕になれるようサポートしてくれる人選を正しくしてくれていなかったら、皆ここにはいなかったよ」と話しかける一幕もあった。

 また、スピーチの中でアッシャーは、その場にいて欲しかったというプリンス、マイケル・ジャクソン、ジェームス・ブラウン、ルーサー・ヴァンドロスなどのアイコンたちに向け、「エンターテイナーとしての僕を形成する上で重要な人たちだった」とし、さらにスティーヴィー・ワンダーについては「あなたは愛がカギだということを僕に説き、それが僕の信念となった。人生の教訓を与えてくれてありがとう」と加えた。

 9月16日にニューアルバム『ハード・トゥ・ラヴ(Hard II Love)』の発売を控えているアッシャー。ファンに向けては、「輝くスターがここにあるのは皆のおかげ。機会があればここにきて僕の星を磨く責任があるんだよ。僕は踏まれることになるわけだから、今やそれくらい頼んでもいいよね」と笑いながら話した。

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