「Siri」対応の客室が登場!音声コマンドで照明やテレビを操作

Aloft室内の照明、エアコン、テレビなどをすべて音声で操作して快適空間に−。

まるでSFのワンシーンのような客室が、米国の大手ホテルチェーン、スターウッドホテル&リゾートが展開するアロフトホテルに登場した。

・専用iPadを設置

この音声操作を支えているのが、AppleのHomekitと秘書機能アプリ「Siri」。部屋にiPadを備え、インストールされた専用アプリを介してそうした操作ができるという仕組み。

宿泊客は操作するにあたって、まずテレビでインストラクションを受ける。セットアップにかかる時間は2分ほどで、すぐに音声コマンドで照明などをコントロールできるようになる。

Aloft2・プリセットモードも

最も使うであろうコマンドに室温と照明の操作があるが、いちいち調整するのは面倒だ、という人のために、専用アプリではいくつかのプリセットモードも用意されている。

例えば、部屋を暖かく快適にしたい時は「relax」、朝に照明を少しずつ明るくしたい時は「revive」と言うだけでいい。

その他、聞きたい音楽を流すように命令したり、外の気温を尋ねたりといったこともできる。

・まずは2カ所で提供

この新サービス、まずは米国のボストンとサンタクララのホテルで提供し、利用客の感想などを分析する。好評であれば、他のアロフトホテルでも展開するとのこと。

ホテル業界では、ルームサービスにロボットを活用しているところもあるなど、サービス産業にとって今後AI活用は大きな流れになりそうだ。

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Techable

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