エクストリーム出社で朝リア充になろう!

社会人としての経験も積んで、毎日の仕事にも慣れてきた。重要な仕事も任されるようになってきたし、それなりにやりがいも感じている。なのに、なんとなく物足りない…。そんな思いに捉われているビジネスパーソンは、案外多いのではないでしょうか?充実した日々の中の、ちょっとした不足感。今よりもっと人生で輝きたい!そんなあなたのために、究極の出社法、エクストリーム出社を紹介しましょう。これをマスターすればあなたの社会人ライフはより一層充実したものになること間違いなし!?

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究極の朝活「エクストリーム出社」とは

まずはエクストリーム出社の基本を学んでおきましょう。エクストリーム出社とは、名前の通り、出社をいかに熱く、いかに面白いものとするかに焦点が当てられた競技です。日も昇らない早朝の時間から海水浴や登山、観光といった本来なら休日に行うであろうアクティビティをこなし、その後に出社する。気をつけておきたいのは、エクストリームと頭にはついているもののあくまで出社であることです。さまざまなアクティビティを楽しむのはいいですが、会社に遅刻したり欠勤したりしてしまっては、エクストリーム出社の本来の趣旨から大きく外れてしまいます。単純にアクティブでエクストリームであることだけが重要なのではなく、普段と変わらず出社すること。このスポーツのプレイヤーが出社ニストと呼ばれるのも訳があるのです。

エクストリーム出社のルールと注意点

エクストリーム出社は競技と銘打っていますから、ルールも当然存在します。採点方式を採用しており、フィギュアスケートや体操と同じジャンルといえなくもないでしょう。採点ポイントは三つ。移動距離、アクティビティの充実度、そして演出性です。この三つの採点基準に基づいて競い合うのが、基本的なルールとなります。出場は一人に限られてはおらず、団体でも個人でも可能です。

より詳しいルールも見ておきましょう。まずは服装から。出社時に平時の出社時の服装であれば問題ありません。言い換えると出社前に登山に行ったからといって、登山着で出社してしまっては、大きく減点されてしまうというわけです。次にスタート地点。定刻までに出社ができれば、どこからスタートしても構わないのがエクストリーム出社。競技的には前日に自宅以外で泊まって、そこから出社するほうが、早朝にアクティビティを楽しめる点でも、移動距離の面でも有利とされています。

最後に注意点を。エクストリーム出社でもっとも大切なポイントは、「定刻までに出社する」こと。万が一定刻に間に合わなかった場合は失格となってしまいます。出社ニストを名乗る以上、肝心の出社が時間内にできないのでは論外ですよね。出社ニストは競技者としても社会人としても一流を目指すべきなのです。

初心者編

ここからは具体的なエクストリーム出社の事例を見ていくことにしましょう。まずは初級編。

夏の暑い時期に、近くの海でひと泳ぎしてから出社する。エクストリーム出社の初歩として、非常に簡単でなおかつ爽快感の得られる海水浴は、エクストリーム出社初心者にとってオススメしやすい出社ポイントです。もちろん、競技としての性格を忘れずに、出社スタイルにこだわるのも忘れないようにしたいもの。数駅先の砂浜まで始発で泳ぎにいったあとは、グリーン車に乗って優雅に出社する。優雅さを忘れてしまっては、エクストリーム出社のエクストリームたる所以がなくなってしまいます。たとえ初心者であっても、この点は肝に銘じておきたいものです。

中級者編

初心者を脱したら、より大きな刺激を求めていくことになります。ここからはエクストリーム出社をする人自身のアイディア次第。早朝というのもおこがましい深夜から山登りをして、下山して出社するのもいいでしょうし、観光地を巡ってからの出社もいいでしょう。当然出社前ですから、観光地のほとんどは閉まっているわけですが、そんなことにかまっていては、エクストリーム出社を楽しむことはできません。通勤という行為をいかに刺激的で、アグレッシブなものにできるかは、エクストリーム出社をする人自身の想像力にかかってきます。

上級者編

人間とは恐ろしいもので、どんなものにも慣れてしまいます。早朝から始めるエクストリーム出社にもやがて慣れてしまい、刺激が足りないと感じる時が来るかもしれません。そんなときには次のステップに移行するときなのでしょう。前日仕事を終えたあとに温泉地で休養し、早朝飛行機で出社するのも粋でしょう。職場の敷地内でキャンプをするのも、ある意味でエクストリームかもしれません。

最後にひとつだけ確認を。エクストリーム出社の最大の魅力はその自由度の高さ。最低限のルールを守った上で、想像力を自由に羽ばたかせることのできる余地を十分に残してくれています。逆にいうとルールを守らなければ、放任された放蕩息子の遊蕩に過ぎなくなってしまいます。定刻出社というルールを最後まで守りぬきながら、どれだけ自由さを満喫できるか。制限あるが故の自由さこそ、エクストリーム出社をする上で忘れてはならないことではないでしょうか。

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