27時間40分かけても行きたい!手つかずの自然が残る「母島」の魅力6選
東京都なのに、南米の主要な都市へ行くよりも時間がかかる小笠原諸島。母島に行くのには、合計27時間40分かかります。しかし、時間をかけても行きたいのが東洋のガラパゴス諸島とも言われている小笠原諸島なのです。今回は東京都の最南端の島“母島”の魅力をたっぷりとご紹介します。
日本一南にある富士山に登って、南崎の美しい景色を眺める
(C) facebook/小笠原母島観光協会
母島には小富士といわれる山があり、その山の頂上か見える南崎の珊瑚礁は絶景! 母島を訪れたらぜひ見ておきたい景色のひとつです。
南崎はシュノーケリングに最適な場所でもあります。潮流が早いため、岩の外に行かないように注意が必要ですが、海にもぐれば、忘れないほど美しい珊瑚礁の世界が広がっています。
ドイツ人によって発見された!ロース石で作られた郷土資料館「ロース記念館」
(C) Tokyo Convention & Visitors Bureau.
ロース記念館は母島に住んで開拓に貢献したドイツ人、フレデリック・ロルフスによって発見されました。この記念館は大正時代、砂糖収納庫として使用されていたそう。南国風の不思議な建物で、興味を引かれますよね。
現在はこちらでタコの葉細工体験ができるそう! 母島の沖港船客待合所から徒歩10分で行けるので、母島を訪れる機会があったら、ぜひ立ち寄りたいものです。母島の歴史に触れることができますよ。
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母島列島にある無人島「姉島」の岩がおもしろい!
(C) facebook/小笠原母島観光協会
こちらは母島列島にある無人島「姉島」。縦長のユニークなかたちの2つの岩が目立っていますよね。どうやら、この画像のあたりは釣りのスポットとしても有名なようで、釣りで訪れる人も多いとのこと。
(C) facebook/小笠原母島観光協会
姉島にはローソク岩もあります。その名の通りローソク型でひょろ長く、どのようにこの岩ができあがったのか、非常に気なります。これは一見の価値がありそうです。
こぼれ落ちそうな満天の星空が見える「旧ヘリポート」
(C) 小笠原・母島観光協会公式
旧ヘリポートは直径30mのコンクリートの離着陸場で2003年までは、災害用と急患対策に使用されていました。ここは視界がよく、夜になると満天の星空を見ることができます。離島の星空は格別! 母島のように周りに明るい街がない島であれば、なおさら美しい星空を眺めることができますよ。
固有植物の宝庫!乳房山に登って母島の自然を満喫
(C) facebook/小笠原母島観光協会
標高463mの乳房山は、父島、母島の最高峰です。この山は固有植物の宝庫でもあり、ハハジマノボタン、ワダンノキなどを見ることができます。遊歩道で運がよければ、母島にしか生息していない特別天然記念物の鳥「メグロ」に出会えることも!
頂上からの景色も素晴らしく、晴れた日には父島を望むこともできます。
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2016年7月より新おがさわら丸が就航!より快適になった船の旅
(C) facebook/公益財団法人 東京観光財団
母島へ行くには、竹芝桟橋から父島まで“おがさわら丸”で約25時間半、さらに父島から“ははじま丸”に乗り、約2時間10分かかります。長時間の船の旅はできる限り快適に過ごしたいですよね。
(C) facebook/小笠原母島観光協会
そんなあなたに朗報! 2016年7月より新おがさわら丸が就航し、より船の旅が楽しくなりました。雑魚寝はちょっと・・・と思っていた人でも二等寝台で気兼ねなく船の旅に出ることができそうです。
(C) facebook/小笠原母島観光協会
船内のレストランも広くてキレイ! 今すぐにでも新おがさわら丸に乗って、父島、母島を訪れたくなりますね。
(C) facebook/小笠原母島観光協会
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