「ギャー!机から●●が…」本当にあった職場の怖い話・2016
真夏らしいムシムシとした日が続いています。暑さを吹き飛ばすにはサーキュレーターも効果的ですが、体の芯から涼を取ってみては。夏の暑さをひんやりさせるために「怖い話」なんていかがでしょう。
今回、リクナビNEXTジャーナルでは、20~30代のビジネスパーソン550名にアンケート調査を行い、「職場で遭遇した怖い体験」について聞いてみました。誰しも心当たりがあるようなちょっとしたミスから、原因の分からない謎の現象、会社の経営を揺るがす取引の失敗まで、数多くの恐怖体験が集まりました。どのエピソードも、仕事中の自分に置き換えて考えてみるとひんやりする内容ばかり。それではさっそくご紹介します!
一歩間違えれば大惨事…事故の恐怖
仕事の関係上、高所に登って作業していたが足場が崩れ、地面に落ちた。真下に1立方メートルくらいの金属の塊があったので、当たっていたら死んでいた。落下の瞬間はスローモーションで景色が見えた。怪我は肋骨のヒビで済んだ。(37歳 男性)
回答の中でも多かったのが、現場や車で移動している最中での事故寸前のエピソード。「ヒヤリ・ハット」という言葉がありますが、常日頃気を付けていても、忙しかったりちょっとした油断をしたときに、事故のきっかけが起こるもの。くれぐれもご注意を!
<そのほかのエピソード>
高温の油の中に浸漬して耐久試験を行っていて、経過を見ようとした際に、サンプルを油に落下させてしまい、高温の油が跳ねて火傷をしそうになったこと。(36歳 男性) 電気的故障でプレス機が故障し、もう少しのところで頭を潰されるところだった(39歳 男性) 冬の北海道で車を運転していた時に、突然猛吹雪とともにホワイトアウト。前後不覚だけではなく、上下の感覚もなくなって危うく追突事故を起こしそうになった。(36歳 男性)
うっかり間違いが思わぬ大事に…ミスの恐怖
予約を間違えて取っていたことで、他のメンバーが慌ただしくトラブルを対処するため、電話でやり取りをしていました。で、手配をした記録をみて、私の名前が聞こえた時、何にも集中できなくなりヒヤヒヤが止まりませんでした。(30歳 女性)
ちょっとしたミスがメンバーや会社に大きな影響を与えることも。面倒でも、自分でダブルチェックをすることで、うっかりミスを防ぐことができます。こうした恐怖を回避するため、大きな影響を及ぼす業務の時は、必ず誰かにチェックしてもらいましょう。
<そのほかのエピソード>
発注数を一桁入力し間違えるという漫画のような間違いをした時に冷や汗が出ました。文句を言いながら販売してくださった優しい先輩方に感謝です。(39歳 男性) 疲労からコマンドを間違えて打ってしまい、エラーメッセージを上げてしまったときに冷や汗をかきました。結果的にたいした問題にならずホッとしました。(36歳 男性) 重要な案件がある日、9時に出勤するはずが携帯がマナーモードになっていて、起きたら10時だった。着信やメールが何十件も入っていた…。(38歳 男性)
もはやうっかりではすまされない…大失敗の恐怖
請求を数カ月忘れていたことが判明した。(36歳 女性)
失敗が発覚したときに頭にめぐるのはその影響範囲の大きさと、解決策。けれど影響範囲が大きければ大きいほど、穏やかな解決策は見いだしにくく冷や汗は止まりません。逃げ出したくなるような気持ちを押さえて解決の糸口を探り、対処することで、ビジネスパーソンとしてひと回りタフに成長できるのではないでしょうか。
<そのほかのエピソード>
お客様に説明していた内容が間違っていた。訂正できるような内容ではなく、どうやって謝るかかなり悩んだ。(39歳 男性) 資料の数字を間違えてしまっているのが会議の場でわかったとき。(33歳 男性) 個人情報を記した資料を紛失したこと。他の資料と一緒に別の担当者の席から見つかったが、それまでは気が気じゃなかったです。(36歳 男性) 内容が間違ったままプロジェクトが進行してしまい、もはや後戻りできないことに気づいたとき。(32歳 男性)
いよいよどうしよう… 想定外の恐怖
納品したものが完全に不良品だった。(31歳 女性)
確実を期して仕事をしていても、思わぬ事態が起こることも。こんな事態が自分に降りかかってきたことを想像するだけで、何だかドキドキしてしまいますね。こんな恐るべき場をどうにか切り抜けられたら、もう何が起こっても怖くなるなるのかもしれません。
<そのほかのエピソード>
アパレルの量産で、海外へ出荷するアイテムの納期が遅れると工場から連絡があった。超大口の取引先に宛てる商品だった上、この出荷を逃したらキャンセルになる発注だったため、何千万という損失になりそうだった。工場に説明して出荷分だけ先行納品してもらい何とかなったが、罵倒され会社の損失の責任を負わされのではと恐怖で冷や汗が出た。(30歳 女性) 客先に期限内に出さなければならないサンプル作成に失敗したとき。(31歳 女性) 製造テストで、予定と違う結果が出てしまったとき。(39歳 女性)
やだな~、こわいな~…怪奇現象の恐怖
空きフロアなはずなのに、ある日エレベーターがその階に止まって、人が乗ってきた。次の日警備員さんに聞くと、やはり空きフロア。さらにその階にエレベーターで行くとやはり空きフロアだった。あの人は…(33歳 女性)
科学で解明できない、原因不明の謎の現象。誰もいないフロアで夜中まで残業していた時に、ふと誰かの気配を感じたことはありませんか? 警備員さんかもしれないし、そうでない誰かなのかもしれない。怪奇現象を信じるも信じないも、あなた次第です。
<そのほかのエピソード>
仕事をしていて背後に誰かいると感じて後ろを見ると誰もいなかった。そこには至る所にお札が貼られていた。(38歳 男性) 廃ビルになっているオフィスで不要品選定している時に、誰もいないはずなのに物音がしまくっていた。(31歳 男性) 保育で神社に散歩に行ったあと、保育士3人とも頭が痛くなり、霊感のある子ども1人も具合が悪くなり、翌日霊媒師のもとに行ったこと。(31歳 女性)
オバケよりリアルな人間の方が怖い…対人の恐怖
お客様からいわれのないクレームの電話を受けた。一方的に怒鳴られ話もできない状態だった。後日上司がそのお客のところまで行き土下座した。本当にただの言いがかりなのに…。(32歳 女性)
仕事では数多くの人と接する機会があるだけに、オバケよりも怖い人の方がエンカウント率は高いのかもしれません。アンケートでは心霊現象よりも実際の人間の剣幕に恐怖を感じたエピソードが数多く寄せられました。
<そのほかのエピソード>
経営トップがお怒りで、私の上司に電話を投げつけたのを目撃したとき。(39歳 女性) 他人のミスのクレーム処理をさせられたが、相手が激怒して暴力をふるわれそうになった。(36歳 女性) 夜中の残業中にいきなり酔っ払いが侵入してきてびっくり。守衛さんと一緒に無事捕まえて帰らせた。(36歳 男性)
とにかく冷や汗が止まらない…それぞれの恐怖
プレゼンが英語で書かれていて私が説明する番だったが、緊張で書かれている単語の日本語の意味も殆どすっ飛んでしまった時、頭が真っ白になった。(26歳 男性)
最後に、オバケでもなく仕事のミスでもない冷や汗エピソードをご紹介。仕事をしていると、思わぬところに落とし穴が潜んでいることも。そんな時は、慌てず冷静に。どこかにきっと解決策があるものです。
<そのほかのエピソード>
コインパーキングの駐車料金が思ったより高くて、現金の手持ちはほぼ無く、残金100円になった時。あと10分停めていたらと思い冷や汗。(34歳 男性) 運転していた車の中にゴキブリがいたとき。(38歳 女性) 仕事をサボって遊びに行ったことが職場にばれてそうな感じだったとき。(36歳 女性)
最後に
ここまで職場で起こった恐怖のエピソードをご紹介してまいりました。少しは暑さが和らぎましたでしょうか? 今回ご紹介したような、ミスや失敗などの業務上の怖い体験をなるべく避けるためにも、事前のチェックを心がけてくださいね。
文:谷本 画像:写真素材ぱくたそ
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