『Wii』と『PS3』それぞれのユーザーはどう違う? ネットエイジアが意識調査

ネットエイジアは、『Wii』と『PS3』についての意識調査をモバイルリサーチ(携帯電話によるインターネット調査)により実施。自宅にテレビゲームを持っており、テレビゲームをすることがある10~40代の男女計800名の回答を集計した。その結果によると、「『Wii』ユーザーはゲーム歴は長いがゲーム経験率は低い」「『Wii』は家族で、『PS3』はひとりでプレイする」など、それぞれのユーザーの特性が明らかになっている。


『Wii』と『PS3』の所有状況については、「『Wii』のみ持っている人」は28.0%で平均年齢は32.2歳、「『PS3』のみ持っている人」は4.3%で平均年齢は25.7歳、「両方持っている人」は5.6%で25.7%、また、それぞれのテレビゲーム歴は、「『Wii』のみ持っている人」は「20年以上」が40.2%だったのに対し、「『PS3』のみ持っている人」は23.5%になっており、『Wii』ユーザーのほうが年齢層が高くゲーム歴が長いことを示す結果になった。

しかし、各ユーザーに「今まで遊んだことのあるゲーム機の種類」を問う質問に対しては、「『Wii』のみを持っている人」が7.8種類だったのに対し、「『PS3』のみ持っている人」では8.9種類となっており、ゲームの経験値はゲーム歴に比例しないようだ。


また、各ユーザーのプレイスタイルにも特徴があることがわかった。「ゲーム機で誰とプレイすることが多いか」を問う複数回答形式の質問には「『Wii』を持っている人」は「家族と(78.4%)」、「1人で(46.5%)」と続いたのに対し、「『PS3』を持っている人」は「1人で(77.5%)」、「家族と(47.5%)」と逆転した結果が明らかになった。各ユーザーの好きなゲームジャンルは、「『Wii』のみ持っている人」のトップが「ロールプレイングゲーム(57.6%)」、2位「スポーツゲーム(51.8%)」、3位「アクションゲーム(52.9%)」で、「『PS3』のみ持っている人」はトップが「アクションゲーム(58.8%)」、2位「シュミレーションゲーム」「ロールプレイングゲーム」(52.9%同率)と、ゲーム機により好きなゲームジャンルが異なることもわかった。


ゲーム機の購入の目的を問う複数回答形式の質問には、「『Wii』を持っている人」が「プレイしたいソフトがあったため(52.0%)」「家族とのコミュニケーションを増やすため(45.4%)」「新しいゲームの操作方法を体験するため(39.4%)」が上位に上がったのに対し、「『PS3』を持っている人」では「プレイしたいソフトがあったため(81.3%)」「映像美や映像の迫力を体験するため(66.3%)」「ブルーレイが内蔵されているため(52・5%)」となり、それぞれの購入目的の違いも浮き彫りになっている(すべての図表付き元記事はこちら)。
 
 

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Kyoko Sugimoto

京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。

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