これからの時代 会社にしがみつかない生き方を選択すべきわけ
大企業の正社員であっても将来安泰ではない日本の現状
日本にそこまで大きな影響が無いように思えたイギリスのEU離脱は株価の大幅下落と円高急進を招きました。
日本経済は常にグローバルの影響を受けています。
また、国内に目を向けると、現在の日本の非正規社員の割合は38.8 %と高い水準にあり、これは依然として企業が「賃金の節約」ために非正規社員を利用している、要は雇用調整の手段として便利に非正規社員を雇用していることがわかります
となると当然企業は収益が落ちてきたら解雇するわけです。
では、正規社員安全なのかと言えばどうでしょうか?最近のニュースを賑わしているシヤープ、不正問題発覚の三菱自動車、東芝のリストラのように誰でも知っている大企業の正社員であっても、将来安泰ということは言えない時代になってきています。
会社にしがみつかない生き方を選択するということの意味
ではこれからどうして行けば良いのでしょうか?
その一つの答えが、会社にしがみつかない生き方を選択することです。
会社にしがみつかない生き方を踏み出す一歩は、まずは「会社にしがみつかないで生きて行こう」と決めることです。
これはすなわち、自分の人生を自分でコントロールして責任を持っていくことに他なりません。
会社にしがみついている方が楽なので、覚悟が必要です。
そのために、まずは優秀な人材になることから始めてみることだと思います。
優秀な人材になれば「会社にしがみついている人でなく、必要な人になるのです」。
仮に、会社でリストラが起きたとしても「会社にしがみついている人が対象になって」「会社にしがみついていない人はリストラされないのです」。
希望退職者を募集すると、優秀な人材が真っ先に手を上げて辞めて行ってしまうのもこれと似ていますね。
優秀な必要な人材になるためにやることは、自分のできること・やるべきことを認識してしっかりやること。
社内営業をしっかりやり、会社に貢献できることを見つけて実行すること。
サラリーマン根性と決別すること。
簡単なようで、出来ている人は少ないと思います。これを自ら考えて行動していくことです。
そう考えると、間違っても電車の中でスマホゲームをしている時間はないはずです(笑)。
これをキチンと実行・継続していけば、どの会社からも必要な人材になるので、たとえ会社が倒産しても「会社にしがみつかない人で居られるのです」。
会社にしがみつかない生き方の実践のため何をすべきか
私が、お勧めする次にやることはこの9個です
1、自分は会社にしがみつかないで生きるといつも口に出していること
2、自分が社長だったらこの会社をどうしていくのか。ニュースに対しては、自分はどう思うのかを考える、自分の意見を常に持つこと
3、給料の10%から20%は自己投資に使うこと。使い道は、良書を読むこと(マンガではないですよ(笑)、良質なセミナーや勉強会へ参加すること
4、自分を大切にしてキチンとストレスを解消すること
5、コミュニケーション能力を磨くこと
6、交流会に参加などをして、会社以外の人脈を築き、付き合う人を選ぶこと
7、自分の周りの人や自分の環境に感謝を忘れないこと
8、得意なこと苦手なことなど自分をしっかり理解し、やりたいなと思ったことに積極的にチャレンジしていくこと
9、良き相談相手を持つこと(師匠というべき人を持つ・コーチを雇う)
実はこのほとんどが独立起業への道にもつながっているのです。
しっかりと積み重ねて行けば、今まで会ったこともない人との出会いがあったり、自分がやりたい仕事に出会ったりします。
毎日の小さな小さな積み重ねが、「会社にしがみつかない生き方」のもう一つの形、独立起業に必要なことなのです。
つまり、「会社にしがみつかない生き方」を実践していけば、逆に会社から必要とされる人間になれますし、仮に会社を離れても独立起業として上手くいく可能性が高いということになるのです。
ぜひ、実践していただきたいと思います。
(森田 公明/コーチ、セミナー講師、コンサルタント)
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