電車内での一番悪いマナーは「席を譲ってくれた人に対する暴言」だと思います

筆者は常日頃、電話勧誘や飛び込み営業や電車内でのマナーが気になってしまう性分です。「電車内でのマナー」に関しては電車内の公共広告で「携帯は電源OFFに」「床に座らない」「飲食禁止」「大声で話をしない」……こうしたことなどが掲示されていますが、「席を譲った人に対する年配者の方の暴言の酷さ」という事に関しての公共広告を目にすることはありません。私は、この「席を譲った人に対する年配者の方の暴言の酷さ」が電車内での一番悪いマナーだと思います。例えばこのような

席を譲った人 「……どうぞ」(席をそっと立つ)

席を譲られた人 「私はね、席を譲られるのが一番嫌いなんだ。そんなことしないでくれ」(怒り気味かつ大声で)

自分の乗っている路線の民度が低いだけかもしれませんが、有名な路線でも何度かこんな場面に遭遇したことがあります。譲られた人からすれば年寄り扱いをされるのが嫌だったのかもしれませんが、たとえそうであったとしても断り方というものがあると思います。「次の駅ですから大丈夫ですよ…」など、嘘でもいいからこれくらいの発言で止めておけばいいものを逆切れして「そんなことをしないでくれ」って酷すぎではないでしょうか。譲った側がこれじゃ悪者扱いだ……って傍らでこの風景を見るたびに思います。

携帯使っているとか飲食しているとか床に座っているとか……これらももちろん公共の場所のマナーとして悪いものであります。しかしこういう暴言に関しての指摘はみかけません。 

また、席を譲らない人間に対して「何で譲ってくれないの」な感じで見てくる年配者もいかがなものかと思います。こんな形で断られるのが嫌だから座ったままの人もいると思います。「若い者が譲って当たり前の姿勢」というのもどうなんでしょうか?

最近、公共の場所での年配者のマナーの悪さが目に付くようになってきているような気がするのですが気のせいでしょうか? 

※この記事はガジェ通ウェブライターの「みね」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?
1977年生まれ就職氷河期世代の人間。挫折と苦労を重ねてきた都内中小企業総務人事職として働く正社員独身実家住まいの男。

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