ドレイクの米ソングチャート制覇続く、リアーナはプレスリーと並ぶ記録樹立
![ドレイクの米ソングチャート制覇続く、リアーナはプレスリーと並ぶ記録樹立](https://getnews.jp/extimage.php?5d38687d5b47df1963998da6207267b4/http%3A%2F%2Fwww.billboard-japan.com%2Fcommon%2Fsys%2Fimg%2Fnews%2F00000039%2F39283%2Fimage.jpg)
ウィズキッド&カイラをフィーチャーしたドレイクの「ワン・ダンス」が、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”(7月9日付)で非連続7週目のNo.1を獲得した。加えて、リアーナをフィーチャーしたカルヴィン・ハリスの「ディス・イズ・ホワット・ユー・ケイム・フォー」がトップ5入りを果たし、リアーナにとって重要な功績を上げることとなった。また、トゥエンティ・ワン・パイロッツは「ライド」のトップ10入りに加え、最新シングル「Heathens」でもトップ15入りを果たしている。
「ワン・ダンス」は同時に、サブスクリプション・サービスに基づく“On-Demand Songs”ストリーミング・チャートでも、6月23日締めの調査週で全米オンデマンド再生数が1,970万回に達し、10週目の首位に立っている(ニールセン・ミュージック調べ)。2012年3月に同チャートが始まって以来、これまでに1位を10週以上獲得したのは、Wanzをフィーチャーしたマックルモア&ライアン・ルイスの「スリフト・ショップ」(13週)、マーク・ロンソンによるブルーノ・マーズとの「アップタウン・ファンク」(11週)、チャーリーXCXをフィーチャーしたイギー・アゼリアの「ファンシー」(10)、ジューシー・Jをフィーチャーしたケイティ・ペリーの「ダーク・ホース」(10)の4作品のみだ。
続く2位は、5週前に“Hot 100”史上26番目の初登場No.1曲となったジャスティン・ティンバーレイクの「キャント・ストップ・ザ・フィーリング!」がキープ。“Digital Songs”チャートでは初登場以来7週目の首位に立っており、同チャートにおいて過去7年で初めて初登場以来7週連続首位を獲得した曲となった。ちなみにブラック・アイド・ピーズが2009年に「アイ・ガッタ・フィーリング」で初登場9週連続首位をとっている。(ピーズはその前のシングル「ブン・ブン・パウ」で10週連続首位記録を保持)
3位は先週に続きデザイナーの「パンダ」で、依然“Streaming Songs”チャートにおいて10週目の首位をマークしている。
4位も引き続き、ザ・チェインスモーカーズ初のトップ5ヒット「ドント・レット・ミー・ダウン」(feat. ダヤ)だ。同曲は“Hot Dance/Electronic Songs”チャートで10週目の首位に立つほか、“Pop Songs”エアプレイ・ランキングにおいてはザ・チェインスモーカーズとダヤそれぞれにとって初の1位となっている。
5位は、リアーナをフィーチャーしたカルヴィン・ハリスの「ディス・イズ・ホワット・ユー・ケイム・フォー」が先週6位から浮上しトップ5入り。これによりリアーナは、“Hot 100”で21回目のトップ5入りとなり、エルヴィス・プレスリーとタイ記録となる同チャート史上トップ5入り最多アーティスト第5位の座を掴んだ。なお、トップ5入り最多アーティストは以下のとおりだ。
29回:ザ・ビートルズ
28回:マドンナ
26回:マライア・キャリー
24回:ジャネット・ジャクソン
21回:エルヴィス・プレスリー
21回:リアーナ
20回:マイケル・ジャクソン
20回:スティーヴィー・ワンダー
続いて6位は、先週8位から浮上のショーン・ポールをフィーチャーしたシーアの「チープ・スリルズ」。7位はタイ・ダラー・サインをフィーチャーしたフィフス・ハーモニーの「ワーク・フロム・ホーム」で、先週5位からのランクダウン。8位は先週7位からの後退となったリアーナの「ニーデド・ミー」、9位は先週10位から最高位へワンランク・アップしたケント・ジョーンズのデビュー作「ドント・マインド」となっている。
“Hot 100”のトップ10を締めくくるのは、トゥエンティ・ワン・パイロッツの「ライド」で先週13位からのアップ。米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”No.1アルバム『ブラーリーフェイス』からの「ストレスド・アウト」に続く2曲目のトップ10入り曲だ。両曲ともにメンバーのタイラー・ジョセフが一人で作った曲であり、“Hot 100”チャートにおいて一人の人物が作曲した曲がトップ10に入るのは、2015年3月まで入っていたホージアによる自作曲「テイク・ミー・トゥ・チャーチ」以来となる。
また、トゥエンティ・ワン・パイロッツは新曲「Heathens」でも、“Hot 100”自己最高位デビューとなる14位に初登場している。同曲は映画『スーサイド・スクワッド』のサウンドトラック(8月5日全米リリース予定)からの1曲だ。ちなみに“Hot Rock Songs”チャートでは、「ライド」が3週目の1位、「Heathens」が初登場2位、そして「ストレスド・アウト」が先週2位からダウンの3位となっており、トップ3を同アーティストが独占するという2009年6月に同チャート始まって以来、初の快挙を成し遂げている。
関連記事リンク(外部サイト)
【米ビルボード・ソング・チャート】ドレイクの「ワン・ダンス」が、通算6週目のNo.1をマーク
【米ビルボード・アルバム・チャート】ドレイクの『ヴューズ』が、シングル「ワン・ダンス」と共に、7週目の首位をマーク
【米ビルボード・アルバム・チャート】ドレイクの『ヴューズ』が週間セールス13万枚を突破し、6週目の首位をマーク
![](https://px1img.getnews.jp/img/archives/2014/09/Billboard_avatar.jpg)
国内唯一の総合シングルチャート“JAPAN HOT100”を発表。国内外のオリジナルエンタメニュースやアーティストインタビューをお届け中!
ウェブサイト: http://www.billboard-japan.com/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。