【工場見学】「ピュア」にこだわるローソンの「チーズタルト」はコンビニスイーツの革命児！

こんにちは。もぐナビ編集部です。

みなさんはコンビニスイーツと聞いたときにどんなものを思い浮かべるでしょう？　プリン、ロールケーキ、エクレアなどを思い浮かべる人も多いはず。

各コンビニが毎週たくさんの新商品を世に送り出してくる中で、ローソンから発売した「ピュアチーズタルト」（発売日：6月28日(火)、価格：税込158円）は、これまでのコンビニスイーツの常識を塗り替える製法で、発売前から話題を集めています。

ローソン渾身の「ピュアチーズタルト」のお味は？ 

偶然にも筆者は発売を前に「ピュアチーズタルト」を食べるチャンスに恵まれました。

一口食べると、チーズのしっかりした香りと濃厚な味わいをダイレクトに伝わります！　サクサクした薄めのタルトはチーズの味を壊すことなく“チーズを楽しむ”役割を果たしていて、これはおいしい。

「ピュア」な味わいの秘密は？

「ピュアチーズタルト」は、北海道・十勝の花畑牧場で一括製造されて、全国に輸送されているのですが、なぜこうした方法を採用しているのでしょう？

製造者は花畑牧場。原材料の少なさがおいしさの秘密？

どうやらその理由は“ピュア”と“北海道”の2つに隠されているようです。

秘密を解き明かすために、花畑牧場に潜入してきました！

ピュアな素材を使ったフィリングのこだわり

フィリングに使われているのは3種類のチーズ。そのうちカマンベールチーズとクリームチーズの2種類は花畑牧場のもので、ゴーダチーズのみオランダ産のものです。

花畑牧場の田中義剛さんは、「クリームチーズを海外から大量に輸入するとなると、安定剤を多く使わなければならいので、どうしても雑味が出てしまいます。自社で作ることで“ピュア”な味を出すことができる」と話します。

また、カマンベールチーズについては、「乳酸菌を殺さない製法を用いて、花畑牧場の製品と同じ製造ラインで熟成させている」という徹底したこだわりよう。

クリームチーズもカマンベールチーズも朝搾りたての十勝産の生乳を使用しているので、新鮮な状態のものをいち早くチーズに加工できるのが、花畑牧場の強みと言えるでしょう。

北海道産の素材を使ったタルト生地のこだわり

チーズだけではありません。タルトにもしっかりこだわっています。生地は焼き上げる前の段階で、2ミリの薄さにすることで、フィリングと一緒に食べたときのタルトのぼそぼそとした食感にならないよう工夫がされています。

「厚さ2ミリの生地を作るために、機械を特注してます」と田中さんは話します。

さらに、生地の原材料に使用している小麦、砂糖、マーガリンはすべて北海道・十勝産を使用しています。

こうした原材料へのこだわりと技術が、「ローソンのスイーツにおける“なるべく添加物を使わない”という思想とマッチしたことで、花畑牧場さんに製造をお願いした理由」だとローソンの担当者は話します。

完成した「ピュアチーズタルト」が出荷されるまで

 こうして完成した生地にフィリングを流し込んで焼き上げたのがこちら。

日々の状況に合わせてオーブンの温度や時間を調整しています。

焼き上がりの色合いが違うのは、人の目で焼き上がりを見ているから。しかし、「味にバラツキはない」と田中さんは話します。

こうして、焼き上がったチーズタルトは冷凍され、包装したものを全国に輸送します。

一度冷凍することによって、焼きたてのタルトよりもしっとりサクサク感が増すだけではなく、輸送しやすくなるので、一石二鳥なのだとか。考えられていますね。

 「ピュア」なおいしさの秘密は原材料の移動距離

株式会社ローソン商品本部デイリー商品部マーチャンダイザーの荒谷京子さんと株式会社花畑牧場代表取締役の田中義剛さん

「ピュアチーズタルト」のおいしさの秘密は、チーズを作る生乳を筆頭に、北海道・十勝産のものを使用して、採れたて、搾りたての原材料をすぐに加工することができる環境で作られているからでしょう。

添加物を極力使わない“北海道”の“ピュア”な原材料を使ったローソン「ピュアチーズタルト」は、今後のコンビニスイーツのスタンダードを塗り替える、革命児になるかもしれません。

売り切れる前に、ぜひ試してみてください！

ローソン Uchi Cafe’ SWEETS ピュアチーズタルト

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