【今週公開のコワイ映画】2016/6/24号:家族を皆殺しにしたのは兄か否か――『ダークプレイス』[ホラー通信]

access_time create folderエンタメ 映画

H2_B5_re3

今週公開の怖い映画をご紹介します。

今週は、シャーリズ・セロン、ニコラス・ホルト、クロエ・グレース・モレッツという豪華キャストのサスペンス『ダーク・プレイス』が公開に。こちらは『ゴーン・ガール』原作者ギリアン・フリンの長編小説「冥闇」を映画化した作品です。一家惨殺事件の生き残りの少女が、兄を犯人として証言。殺人犯として兄が服役し、28年の月日が経ったころ、大人になった少女が“殺人クラブ”とともに事件の真相に近付いていくというゾクゾクくるストーリー。あの夜、少女は何を見なかったのか? ぜひ劇場でお確かめください!

それでは今週もいってらっしゃい!

『ダークプレイス』 6月24日公開

<ストーリー>
1985年、カンザス州の町。8歳だったリビー・デイの証言により、彼女の兄ベンが逮捕された。その容疑は、母親と2人の姉妹の殺害。一部始終を目撃したのが、末妹のリビーだったのだ。

それから28年後─。殺人事件の遺族として世間から同情を受け、支援金や自伝出版で食いつないできたリビー(シャーリーズ・セロン)。定職もなく、孤独な生活を送る彼女に、「殺人クラブ」という団体から連絡が届く。 過去の有名な殺人事件を検証するそのクラブは、重要な証言者としてリビーに会いたがっていた。日々の生活に困窮していたリビーは、クラブのメンバー、ライル(ニコラス・ホルト)が申し出た報酬に目がくらみ、出席を決意。 ベンの無罪を主張するクラブを怪しみつつ、生活のために嫌々ながら28年前の事件を振り返ることになる。

刑務所を訪れたリビーは、久しぶりにベンと再会した。彼の手首に、女性の名のタトゥーを見つけるリビー。 やがて彼女の脳裏には、徐々に過去の記憶がよみがえっていく。28年前、ヘビメタ好きで悪魔崇拝に傾倒していたベンは、家族の中でも浮いた存在だった。さらに彼には、近所の少女に性的イタズラをしたという疑いが持ち上がっていた。 ベンにはディオンドラ(クロエ=グレース・モレッツ)という年上の恋人がいて、妊娠が発覚した彼女はベンと一緒に町を出ようと心に決めていた。
デイ家の両親は、リビーが2歳のときに離婚。しかし父親のラナーは、たびたび金の無心に来ては、母親のパティを悩ませていた。家が農場とはいえ、女手ひとつで4人の子供たちを育てるパティも経済的に困窮していた。 自宅が差し押さえを迫られたうえ、嫌疑を受けるベンのために弁護士の費用が必要だったのだ。 そんな状況で、あの夜、惨劇は起こった。ライルに背中を押されたリビーは、かつてベンがイタズラをしたというクリシーと会い、殺された姉の日記も読み返し、忘れかけた記憶をたぐり寄せていく。あの夜、自宅で何が起こり、自分は何を目撃したのか……?
さらに、事件以来、行方知れずだった父親の居場所を突き止めたリビーは、衝撃の事実へ一歩、また一歩と近づいていくのだった。

この映画の記事:一家惨殺事件で生き残った少女が“見なかったもの”とは? 『ゴーン・ガール』作者による衝撃サスペンス
リンク:映画公式サイト

  1. HOME
  2. エンタメ
  3. 【今週公開のコワイ映画】2016/6/24号:家族を皆殺しにしたのは兄か否か――『ダークプレイス』[ホラー通信]
access_time create folderエンタメ 映画
local_offer

レイナス

おもにホラー通信(horror2.jp)で洋画ホラーの記事ばかり書いています。好きな食べ物はラーメンと角煮、好きな怪人はガマボイラーです。

TwitterID: _reinus

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。