疲れた時の甘いものは逆効果!?働き女子の疲れにおすすめの食べ物はこれ!
忙しく動き回り、頭を使う毎日。ふと気がつくと「疲れ」が溜まっていることに気がつきます。1日の疲労はできるだけ溜めこまず、スッキリと翌日を迎えたいですね。疲れ知らずの体をつくるために、少し食べるものを意識してみましょう。
代謝を上げる「ビタミンB1」
数あるビタミンの中でもビタミンB1は『疲労回復のビタミン』と言われています。ビタミンB1は糖分の代謝を助ける、つまり摂取したカロリーをエネルギーに替える働きをするので、太りにくい体を作るのに効果があります。主に豚肉、豆類、玄米などに含まれているので、カロリーを気にしてサラダなど野菜中心の食事にしていると、このビタミンB1が不足して、代謝が落ちてしまいます。すると疲れが取れず、逆に太りやすくなってしまうので注意が必要です。
おすすめは「辛みのある野菜」
ビタミンB1は辛みのあるユリ科の野菜と合わせて食べると吸収率が上がります。ユリ科の野菜は主にネギ、ニラ、ニンニク、タマネギなどがあり、硫化アリルという辛み成分が含まれるのが特徴です。硫化アリルは血流を促進し、代謝を上げる働きがあります。例えばネギと豆腐のみそ汁、ニラ入りの玄米チャーハン、タマネギをたっぷり入れた豚肉のショウガ焼きは『ビタミンB1+硫化アリル』の組み合わせで、効率よくスタミナ回復につなげることができます。
「疲れたときに甘いもの」は逆効果?
デスクワークの方は引き出しに甘いお菓子を常備していませんか?確かに疲れたときに食べる甘いものはおいしく感じられますね。でもこの「つい」食べる甘いものには要注意で、かえって疲れがたまりやすくなることも。疲れるとエネルギー源となる糖分が欲しくなりますが、必要以上に糖分が体に入ると、体内にあるビタミンB1が消費され、不足がちになります。また糖質の高いお菓子類は血糖値を急激に上げます。それを調整するのにエネルギーを使うために体がだるくなってしまうのです。疲れたときのおやつには、糖質の低い無塩のナッツ類がおすすめです。甘いお菓子より栄養もあり、よく噛んで食べることで満足感を得ることができます。
疲れたときにこそ、疲労回復食を思いだし、疲れ知らずの元気で若々しい体を保っていきましょう。
疲れたときの簡単な1品
~焼き厚揚げの甘酢ニラあんかけ~
○材料(2人分)
厚揚げ 150g
ニラ 30g
A しょうゆ 大さじ1
A りんごジュース 大さじ1(果汁ストレート100%のもの)
A 酢 大さじ1
A おろししょうが 少々
B かたくり粉 小さじ1
B 水 小さじ2
油 適量
作り方
1.厚揚げは1口大に、ニラは3~4㎝幅に切る。
2.油を熱したフライパンで厚揚げを両面焼き色がつくまで焼き、皿に移す。
3.同じフライパンにAを入れて、煮立ったらBを加えてよく混ぜる。とろみがついたら火を止める。
4.3のソースを厚揚げにかける。
厚揚げは味がからみやすいよう、小さめに切ります。ニラをすぐに使いきれないときは、冷凍保存がおすすめ。使う時は冷凍のまま、使う分だけキッチンバサミで切って使うと便利です。
ライター:矢島真沙子 [ベジフルビューティーアドバイザー]
スッキリベジ食Life(http://ameblo.jp/msktktm/)
日本野菜ソムリエ協会 (http://www.vege-fru.com)
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