【ひと先試飲】「大人の“はちレモ”」「まったり味わいたい」 サントリー『ハニーレモンジーナ』を飲んでみた
2015年春に発売され話題を読んだサントリー食品インターナショナルの『レモンジーナ』ですが、装いも新たに『ハニーレモンジーナ』として2016年5月24日(火)より発売されます。独特の苦味があり「土の味」という声も上がっていた『レモンジーナ』からどのように変わるのか、ガジェット通信編集部スタッフによって他の『オランジーナ』シリーズと飲み比べも兼ねて試飲してみました。
※関連記事 「土の味」克服!? サントリー『ハニーレモンジーナ』の特徴を中の人に聞いてきた
https://getnews.jp/archives/1458709 [リンク]
秋葉原のガジェット通信フロアで開かれた試飲会。『レモンジーナ』『ハニーレモンジーナ』のほか、看板でもある『オランジーナ』や2016年3月より発売になった『ブラッドオランジーナ』、さらに自販機専用の『オランジーナ 贅沢ビターオレンジ』も揃えて自由に飲み比べしてみました。
まずは『オランジーナ』には、「何かが多すぎたり、何かが足りない、といったことが無いフラットな美味しさ」(wasa)という声。シチリア産のオレンジを使用しているという『ブラッドオランジーナ』の方は「ほろ苦さと甘さとが、パズルのピースのようにがっちりと組み合ったような、完成された飲料」(wasa)と、より酸味を抑えた味わいが好評でした。
また、コンビニなどの店頭に並んでないこともあって馴染みがないためか、『贅沢ビターオレンジ』には果汁を倍の24%にしたという濃厚な味わいに驚きの声が。サントリー食品の広報サイドからの「仕事で疲れた時に飲むと美味しく感じられるはず」という自信に偽りのない味わいで、「水分をたくさん摂りたくないけど、仕事をしながらちょっとずつ飲みたい感じ」(wasa)など、総じて好評でした。
さて、肝心の『レモンジーナ』と『ハニーレモンジーナ』の飲み比べは……。
『レモンジーナ』については「ピールの苦みのあといさわやかなレモンの酸味。すっぱすぎないすっきり大人の味わい。暑いときにゴクゴク飲みたい一本」(Nagaya Ayaka)というように、改めて本来の果実感が見直された様子。惜しまれつつもこれで発売終了となり、発行人ふかみんが「結構好きだったのに……」と残念そうにしていました。
そして、新製品の『ハニーレモンジーナ』は、新たに加えられたはちみつの味が特に印象的。
「最初に口にした時に、同社のはちみつレモンを思い出しました。幼少期当時は天然水を含んだ清涼飲料水がブームだったからかさらっとした味わいでしたけど、今回のハニーレモンジーナはレモンジーナの美味しさ+はちみつレモンの柔らかい甘味と後味でくる香りが個人的にツボでした!」(シゲ)
「レモン、グレープフルーツ、オレンジ、レモンピールエキスのブレンド。これからの季節、お酒と合わせてカクテルにしてもよさそう」(020)
「キャップを開けたときの、ふんわりとした香りがとても良いです。後味の完成度も高いように感じました。炭酸飲料にありがちな、口の中にネバネバとした甘味が残る感覚はほとんど無く、ドライな果実の風味が残りました」(shagiri)
「酸味・苦み・炭酸、すべてがまろやかになって、大人はもちろん、こどもも楽しめそう。おうちでまったり味わいたいです」(Nagaya Ayaka)
このような声が出たように、『レモンジーナ』とは完全に別モノ。「これは“大人のはちレモ”。正直最初は“はちみつが入った土の味”なのかと予想してましたが、ほんとなめてました」(ふかみん)など、脱帽といった感想も。
また、パッケージについても「手書き感覚でかわいい。お店に並んでいたら、つい手にとってしまいそう」(020)、「成分表示まで手書き風なのがとてもユニーク」(shagiri)と好評でした。
大人の炭酸飲料を目指す『オランジーナ』シリーズの新たな一本。そのほのかな甘い香りと、ふんわりしたやさしい味わいがスタッフの間でおおむね高評価だった『ハニーレモンジーナ』ですが、市場でどのように受け入れられるのかも気になるところです。
『オランジーナ』シリーズ公式サイト
http://orangina.jp/ [リンク]
乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。
ウェブサイト: https://note.com/parsleymood
TwitterID: ryofujii_gn
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。