田中社長ガッツポーズ! au『iPhone4S』発売イベントを開催

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田中社長ガッツポーズ! au『iPhone4S』発売イベントを開催

auとソフトバンクから本日発売された『iPhone4S』。KDDIは朝8時の販売開始に合わせて、東京・原宿のKDDIデザイニングスタジオで発売記念イベントを開催しました。KDDI代表取締役社長の田中孝司氏は自らも言うように「満面の笑み」で壇上に立ち、発売カウントダウン後にはガッツポーズも飛び出しました。

冒頭のあいさつで田中氏は自分の気持ちとして「auからやっと『iPhone』が出るのを本当にうれしく思っている」とコメント。現在展開している「未来は、選べる。」のキャッチコピーに触れ、「お客様には本当にいろんな端末を選べる環境ができたのを非常にうれしく思っている」と喜びを語りました。

さらに「個人的なこと」として、KDDI以前にUQコミュニケーションズ社長だった時代に、iPhoneユーザーの社員から「iPhoneを使って欲しい」、一方で「品川などエリアに課題がある」という声を聞いていたそうで、「我々の自慢できるエリアをiPhoneユーザーにも使っていただけるのは心からうれしく思っている」とコメント。会場のボードに書かれたコピー「iPhoneに、もっと“つながり”を。」をプロモーションに展開していくと発表しました。

続いて、今日までに寄せられている質問への回答として、「ネットワークって本当にどうなの?」という問いに「いちばん大事なのはネットワーク。我々は日本中、津々浦々、山の上まで基地局を立ててきた。これが『iPhone』とつながることによって、“つながる”とう価値を皆様にご提供できるんじゃないか」と回答。「ダウンロードスピードがうんぬんとスペックの話がありますが、今日以降、皆様が使って体験していただけると思う」と、対ソフトバンクでの回線速度の優位性に自信を見せました。

もうひとつ「なぜauの方が料金が高いのか」という問いには「オプション料金を含めれば変わらないという話もあるが、我々としてはネットワークの価値を感じていただける。キャンペーンで500円下げることによってネットワークを訴求する」と回答。

8時ちょうどには紙ふぶきが

8時の30秒前にはカウントダウンを実施。ちょうど8時になったところで紙ふぶきが舞い、田中氏はガッツポーズを見せます。9月26日の新製品発表会ではiPhone関連の質問に「ノーコメント」を貫いていた同氏ですが、今日は発売にこぎつけて感慨もひとしおのようです。

整理番号1番のユーザーに手渡し

会場ではユーザーへの販売も行われ、整理番号1番のユーザーに田中氏が製品を手渡すセレモニーも。感想を求められたユーザーは「まだみんな使ってないと思うので超うれしいです」とコメント。実はソフトバンクのiPhoneユーザーだそうで、これを機に乗り換えるのだそう。その理由については「電波がいいって聞いたんで。おうちで圏外になって、ベランダに行かないと入らないときがあった」とコメントしていました。

会場では販売も実施

会場で販売することは十分に告知されていなかったせいか、一般ユーザーの数はそれほど多くありませんでした。周辺に行列もなく、販売には混乱もなかったようです。取材の帰りに表参道ソフトバンクを通りましたが、店舗の前には一般ユーザーによる大行列。サーバー障害も発生しているようで、購入手続きには時間がかかりそうです。発売当日はauに軍配が上がった模様? ソフトバンクの販売の様子はソル記者によるレポート記事をお届けしますのでお楽しみに。

満面の笑みの田中社長
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shnsk

宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます

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