Google翻訳アプリ「会話モード」機能 日本語など14か国語に対応

Googleが今年1月に発表したアンドロイド向け翻訳アプリの「会話モード」機能が、日本語を含む14か国語に新たに対応しました。アプリを入れたAndroidスマートフォンに向かって話しかけると、選択した言語にすばやく翻訳してテキストを表示。発音もしてくれます。

この機能はまだ「α版」。会話の背後にある騒音、地方なまりが正確性に影響することがあります。しかし、使えば使うほどパターンを学び改善されるとのこと。Googleは、このアプリで「世界中のどこに行っても会話できるようにしたい」そうです。

対応言語が増えただけでなく、いくつかの修正も行われました。たとえば、「Where is the train?」と話したのに「Where is the rain?」と認識されたときは、翻訳をおこなう前にテキストを修正できるようになりました。また、表示された翻訳テキストを「虫めがね」で拡大も可能に。近くにいる人に見せたいときに便利そうですね。
デモ動画では、英語・日本語間での「会話モード」の使用サンプルを見られます。動画で見る限り、話しかけてから翻訳されるまでの時間は速そうです。Googleは、「会話モード」の対応言語のさらなる拡大を進めており、いずれは63か国語にまで増やす予定。
今回追加された言語は、日本語のほか、ブラジル-ポルトガル語、チェコ語、オランダ語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、韓国語、中国語(北京語)、ポーランド語、ロシア語、トルコ語(英語、スペイン語は以前より対応)。

京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。