【高知県土佐郡土佐町・嶺北】大自然のカフェが「大自然の料理」を追求した結果 / カフェかのん
高知県土佐郡土佐町は「嶺北」(れいほく)と呼ばれる地域にあり、まさに「四国のへそ」ともいうべき内陸の真ん中にある。豊潤な農地と壮大な山々に囲まれた地域でもあり、四国でも有数の「大自然に人が包まれた地」である。美しき吉野川に流れ込む無数の清流が存在し、その流れもまた、人を癒やす魅力のひとつになっている。
・嶺北では「知らない人がいない」
そんな嶺北には、大自然を追求した料理が食べられる喫茶店「カフェかのん」がある。やや高台に位置し、その地形を生かした店舗デザインにも定評があるこの喫茶店。嶺北では「知らない人がいない」というほど地域住民に愛されている場であり、役場の人もときおり訪れるという。それにしても、「大自然の料理」とはどんなものなのか?
・天然アメゴの天ぷら
店内に入ると、嶺北に住む住民たちがコーヒーを飲みつつ寛いでいた。正直なところ「観光客は入りにくい雰囲気かな?」と思ったが、そんな不安は杞憂だった。閉店時間が迫っていたにもかかわらず、温かく迎え入れてくれた女将さんと店主。コーヒーだけにしようと思ったが、ここは「大自然の料理」が食べられる喫茶店。偶然にも女将さんが揚げていた「天然アメゴの天ぷら」を定食でいたただくことに。
・まさに大自然の料理
「この地域に住んでいる方が獲った、天然のアメゴなんですよ」と語る女将さん。シャリッとした衣の食感が伝わったかと思えば、ふわっとした柔らかさで塩気と旨味が広がる。しかも揚げたてだから格別だ。毎日「日替わり定食」とのことで、嶺北地区の食材をふんだんに使用。地域住民からもらったり購入した食材も使用しているという。まさに大自然の料理だ。
・とにかく居心地がいい
しかも、これでたったの600円。新鮮な食材(しかも激レアな天然の川魚)がたったの600円で食べられるのだから、なんとも驚きである。しかもこの店内、自宅のようで、実家のようで、オシャレなカフェのようで、とにかく居心地がいい。地域住民がコーヒーを飲みながらゆっくりしたくなるのも理解できる。
・子どもたちの幸せそうな声
店舗の向かいには、広大な嶺北の自然に包まれた保育園がある。美味しい料理とコーヒーを堪能しつつ、わずかながら聞こえてくる「子どもたちの幸せそうな声」が、よりいっそう癒やし度を高めているように思えた。ちなみに、この近くには、小学校向けに手作りで机と椅子を作っている「田井木工所」もある。
カフェかのん
住所: 高知県土佐郡土佐町田井1716-1
時間: 8:00~16:00
休日: 水曜日
https://youtu.be/M92qUGJWYJM
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