シンディ・ローパー、渦中のノースカロライナ公演は中止せずLGBTチャリティに変更
シンディ・ローパーが渦中のノースカロライナ州でのコンサートをキャンセルせず、同公演の収益を慈善団体に寄付すると明らかにした。
ローパーはゴシップ・サイト“TMZ”に対し、6月4日にノースカロライナ州ローリーで行うコンサートの利益全てをNPO法人“Equality North Carolina”に寄付すると話している。同団体は、トランスジェンダーを公表している人は出生証明書の性別で指定されたトイレを使用しなければならないとした、同州のトランスジェンダー・コミュニティにとって不公平な点が多い通称“トイレ法”と呼ばれるHB2を否決させるために活動している。
「私の役目を果たすには、ショーをHB2廃止に向けて市民の支持を取り付ける日に変えてしまえば良いと思ったわ」と話すローパー。また、コンサートを中止しないと決めた理由については、「どこにでも締め出すような行為はあるし、どこにでも他の人を受け入れない人はいて、でも他の人はあなたを必要としているのよ」と述べている。
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