【ガジェ通秋葉原制覇】ディープな歴史を感じる『ハンバーグカレー』を食す @『フレンド』
秋葉原には飲食店が多くあり、カレーを食べられる店も少なくありません。外国人観光客が物凄い勢いで増えたので、チェーン店も多く進出して来ました。
しかし!
誰もが知っている店よりも、よりディープな秋葉原の店を紹介してナンボの筆者ですので、ココはあえてマニアックな『フレンド』を紹介してみましょう。
『ホテルフレンド』に併設されている『フレンド』
秋葉原に通う人でも、知る人ぞ知る『フレンド』ですが、普通にホテルに併設された喫茶店、もとい軽食屋さん的な何かで御座います。
今でも昔の面影が残る店内は、古き良き時代の無駄にゴージャスな内装で、タイムスリップしたような錯覚に落ちる空間です。
秋葉原でコスパナンバーワンのカツカレー!
と、言う事で過去に一度『カツカレー』(大盛りでも650円)記事を書いている筆者です。
カレー的にはさして語る要素に乏しい可能性は否めませんが、ちょいちょい大盛りなカレーと大きいカツで、筆者の中では
「秋葉原で一番コスパの良いカツカレー」
の称号を与えられました。味噌汁とアイスコーヒーまで付いて650円なら文句なしの一品かと存じます。
『ハンバーグカレー』を食す!
そんなわけで今回は『ハンバーグカレー』を食べてみる事にしてみました。
最近、筆者の中で“ハンバーグ&カレー”と言うのが密かにブームでして、メニューに『ハンバーグカレー』の文字を見つけては注文しています。
とにかく全てのメニューが“オススメ”になっている『フレンド』の定食的な何かは、ほぼほぼ650円でアイスコーヒーが付きます。
しかも!
この『ハンバーグカレー』(ジャンボー)には、1枚160グラムの手作りハンバーグが乗るのですから、お得感が半端ありません。
付属の“冷や奴”もサッパリしていて、カレーに合うかは別にして有り難い一品で御座います。
さらに味噌汁が付くのですから嬉しいですね。
懐かしい味のハンバーグな気がした
なんでしょう?
昨今のハンバーグでは有り得ないと言うか、出せない味が『フレンド』の『ハンバーグカレー』にはありますね。
強いて言うなら、オッサン達にはお馴染みの『石井食品』の『チキンハンバーグ』に似ている気がします……。
いや、大きさ的には『イシイのハンバーグ』なわけはないのですが、味のベクトルがそっち方向に大きく偏向している可能性は否めません。
いわゆるビーフ100%のハンバーグではなく、ハムっぽいような謎っぽい味のハンバーグで御座います。
しかし!
ここで大事なのはハンバーグとしての美味しさよりも、カレーに合うか合わないかであり、結果この『ハンバーグカレー』は問題無しとの結論に至った筆者です。
『フレンド』の普通なカレー
さらに!
特筆すべきは特筆するのが難しい味わいのカレー、普通としか形容出来ない『フレンド』のカレーには賛否が分かれるところかもしれません。
この業務用カレー独特のモッタリ感、さしてスパイスの感じられない黄色っぽいカレーは、表現するのが難しいのですが、あえて言おう!
「昔懐かしい優しい味のカレー」
こう言っておけば大抵はオーケーです。そもそもが650円の『ハンバーグカレー』に過度の期待は禁物で御座います。
そこそこ美味しければ問題ないみたいな、ユルい気持ちでリラックスして食べるのが正解なのです。
アイスコーヒーに癒やされる
今回は大盛りにはしなかったのですが、それでも結構なボリュームの『ハンバーグカレー』にお腹いっぱいな筆者です。
やはり「じゃんぼー」の表記は伊達じゃないのですね。
すでに3軒目な筆者は、この日初めて飲む一杯のアイスコーヒーに癒やされました。ご馳走様でした!
『ハンバーグカレー』 総評
今でも古くからの常連に支えられて営業している『フレンド』ですが、建物の老朽化もあるので、この先いつまで営業出来るのかが心配な筆者です。
そういった歴史的な意味も含めて、価値ある『ハンバーグカレー』だと思いました。
それでは、是非みなさんも秋葉原にお越しの際には、秋葉原の歴史と共に歩んだ『フレンド』を思い出してみて下さい。
『フレンド』
住所:東京都千代田区神田佐久間町3-37 ホテルフレンド内
営業時間 7:00~21:00
定休日:不定休
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