【今週公開のコワイ映画】2016/4/9号:村井良大主演・朝倉加葉子監督『ドクムシ』[ホラー通信]

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今週公開の怖い映画をご紹介します。

今週は、合田蛍冬さんのコミックを原作とした映画『ドクムシ』が公開に。今作は、監視カメラの置かれた校舎に監禁された男女7人が、飢えと疑念に翻弄される血まみれのソリッド・シチュエーション・スリラー。村井良大さん、武田梨奈さんという旬な俳優陣を主演に迎え、監督を『クソすばらしいこの世界』『女の子よ死体と踊れ』の朝倉加葉子さんが務めるというのも注目ポイント。村井さんは、飢えたゾンビが人間農場を営む『ハンガー・ゼット』という強烈な作品にも出演されておりましたね。[リンク]ホラー俳優の道を突っ走るのでしょうか? ホラー通信は大歓迎ですよ!
『ドクムシ』は二週間限定の公開となりますのでお早めに。

それでは今週もいってらっしゃい!

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『ドクムシ』  4月8日公開

<ストーリー>
大学生のレイジ(村井良大)が目を覚ますと、薄暗い室内に一人で倒れていた。壁には黒板がかけてあり、どうやら学校の教室のようである。何もわからぬまま扉を開けると、派手なシャツを着たトシオ(宇治清高)と女子大生のユミ(水上京香)が現れた。

「ここはどこだ!?」といきなりレイジにつかみかかるトシオ。やがてその建物にはキャバ嬢のアカネ(武田梨奈)、新聞記者を名乗るスーツ姿のユキトシ(秋山真太郎)、ヲタクのタイチ(駒木根隆介)、寡黙な少女ミチカ(野口真緒)をあわせて7人の男女が閉じ込められているとわかる。いつ、どうやってここに連れて来られたのかは、誰も覚えていない。
7人は手がかりとなる情報を集めようと学校らしき建物の中を探して回るが、出口となりそうなところはすべてシャッターや鉄板で塞がれており、あらゆる場所に監視カメラが設置されていた。トイレの水道から水は出たものの、食料になりそうなものは見当たらない。最後にたどり着いた部屋で7人が目にしたのは、大きな寸胴鍋と鎖につながれた肉切り包丁……そして壁では7日間分の時間を示すカウントダウン計の数字が静かに時を刻んでいた。

自分たちの置かれた状況についてレイジたちが話し合っていると、ユキトシの口から、ネット上の都市伝説である『蠱毒』というデスゲームの存在が告げられる。ルールは『毒虫』となる7人を特定の場所に7日間監禁して殺し合わせること。助かるのは生き残った最後の一人だけ……互いを食い合わせることで最強の『毒虫』を生み出す古来の呪術を人間で再現しようとしているのでは? というユキトシの発言で、7人の間にお互いへの疑いが生まれる。
高まる不安と疑いに怯え、空腹とストレスに追い詰められていく7人の間で、遂に後戻りできない事件が発生する。これは本当にゲームなのか。だとしたら誰が、なぜ、こんなことを? カウントダウンの数字がゼロになるまで生き延びれば解放されるのか、それとも最後の1人になるまで終わらないのか!? 極限の状況で生きようとする本能が理性を食いつぶし、人間を狂わせていく……!

上映館:新宿ピカデリーほか
この映画の記事:飢えた者たちが肉切り包丁を振る先は? 映画『ドクムシ』は原作小説&コミックとは違う結末に
リンク:映画公式サイト

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レイナス

おもにホラー通信(horror2.jp)で洋画ホラーの記事ばかり書いています。好きな食べ物はラーメンと角煮、好きな怪人はガマボイラーです。

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