サイトの今がすぐわかる 『Google Analystics』リアルタイムでデータ表示可能に
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Googleは、ウェブ解析ツール『Google Analystics』でリアルタイムにサイトの状態を表示する『Google Analystics Real-Time』を発表、ソーシャルメディアでの効果測定に対応する狙いです。現在、一部ユーザーにはすでに公開されていますが、今後数週間のうちに全ユーザーが利用可能になる見通し。
『Google Analystics Real-Time』では、「今まさに自分のサイトで何を起きているのか」をすぐに知ることが可能。たとえば、ブログで新しい記事を投稿すると同時に『Twitter』で記事のURLをツイートした場合、「いつからアクセスがはじまり、いつアクセスがなくなったか」までを確認できるというわけです。
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また、サイトでキャンペーンを行うときにも、スタート前にトラッキングURLが作動しているかどうかを確認できるというメリットもあります。『Real-Time』レポートを使えば、クリック測定に必要なデータを取得できているかどうかを数秒でチェックできます。
『Google Analystics Real-Time』は、『Google Analystics』にログインして右上の「新しいバージョン」リンクをクリックして利用開始します。『Real-Time』レポートが使用可能になると、『Dashboard』タブに表示されるようになります。全ユーザーが利用可能になるまで数週間がかかる予定ですが、今すぐ利用したい場合は『Google Analytics Real-Time』の申し込みフォームから登録すると、早めに使えるようになるようです。
『Google Analytics Real-Time』の申し込みフォーム
https://services.google.com/fb/forms/realtimeanalytics/
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京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。
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