【愛知県名古屋市】「できない」から始まる挑戦を応援！障がい児・難病児向けスイミング教室が参加者募集

miraiiが運営する、障がい児・難病児スイミング「いるかきょうしつ」が土曜日きょうしつ/日曜日きょうしつの募集を再開した。

できないからこそ来ていい場所

「いるかきょうしつ」では、「うちの子、水泳なんてできるのかな…」「他の子に迷惑をかけてしまわないか心配で…」そんな声を、これまで何度も聞いてきた。

でも「いるかきょうしつ」に来ている子どもたちは、みんな最初は「できない」からのスタート。水がこわかった子も、順番を待てなかった子も、「できた！」という経験を少しずつ積み重ねている。

ここは、「できない」からこそ来ていい場所。

大切なのは、今できるかどうかではなく、「やってみたい」という気持ちに寄り添える場所であること。「いるかきょうしつ」では、どんな子どもにも「安心して始められる」プログラムを用意している。

土曜日 18:00クラスでは、みんなで楽しく取り組むサーキット型の集団レッスンを実施。フラフープや水中宝探しなどを使いながら、それぞれのレベルに合わせて活動を行っていく。

プログラムの中では、順番を待つ・ルールを守る・コーチのお話を聞くといった療育的な要素も含まれており、楽しみながら社会性も育める内容になっている。

開催場所は日本ガイシアリーナ。障がい・難病・きょうだい児、どんな子どもでも参加可能で、最終的には、「楽しい」の先に「泳げる」があることを目指している。

土曜日 19:00クラスおよび日曜日きょうしつでは、コーチ1人に対し生徒2人までの少人数で行うセミプライベートレッスンが特徴で、集団が不安な人、自分のペースで進めたい人、トイレや身体介助などの配慮が必要な人におすすめのクラス。よりきめ細かく子どもたちに寄り添いながら、水中での支援を行う。

ひとりひとりの様子を個別の記録ノートに記入しながら、体力や泳力に合わせて細やかにサポート。「水が怖い」「環境に慣れるまで時間がかかる」そんな子どもでもゆっくりと慣れていけるよう工夫している。

開催場所は土曜が日本ガイシアリーナ、日曜日がパロマ瑞穂スポーツパークとなっている。

いずれのクラスも若干名を募集。先着順での募集のため、定員になり次第、受付終了となる。

「いるかきょうしつ」では、初めての人でも安心して参加できる体験レッスンを実施。

「うちの子、こんな特性なんだけど入っても大丈夫かな？」「場所見知りや人見知りがあるんだけど、受け入れてもらえるかな？」。どんな不安や疑問でも子どもに接するコーチ陣が丁寧に答える。

少しでも気になる人は見学からでも可能。いるかきょうしつは、子どもたちの「できた！」と保護者の「よかった…！」が少しずつ積み重なる場所でありたいと思っている。

現在「ほりた耳鼻咽喉科」、

「ネモフィラ薬局」、

「あさひ・こころのクリニック」、

「ラポール発達教室Advance」、

「名駅さこうメンタルクリニック」、

「ケニー訪問看護ステーション」がスポンサーとして支援しており、子どもたちを応援してくれるスポンサーを随時募集している。

miraiiは、小児慢性特定疾病児をメインにハンディキャップを持った子やきょうだい児への居場所支援、学習支援を行っている。今年度後期以降、難病患者や元小児慢性特定疾患児を対象とした就労支援・雇用創出も行う予定だ。

そんなmiraiiの一事業として「いるかきょうしつ」では、ハンディキャップを持った子とそのきょうだい児のための水泳支援を行っている。

どんな病気や障がいであっても断ることなく受け入れ、子どもたちの「楽しい！」と、生涯スポーツとして取り組んでもらえるようプール利用時のルールを守ること、地域共生を課題とし、活動をしている。

水泳を通して「できた！」という経験を積める「いるかきょうしつ」に参加してみては。

miraii公式サイト：https://miraii.org
いるかきょうしつ公式サイト：https://iruka.miraii.org
公式Instagram：https://www.instagram.com/iruka_2308

(丸本チャ子)

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