相模原で人気の『塩とんこつらーめん』を食べに行ってみた @『蓮花』相模原

renka008_R

神奈川県の相模原市には豚骨ラーメンの文化があるというか、割とガッツリ系のラーメンが流行る傾向があります。

横浜の家系がブレイクした時には、相模原にも豚骨醤油ラーメンの波が押し寄せた影響もあり、ほぼほぼ豚骨醤油ラーメンの街と言えるでしょうか?

最近では相模原のラーメンも多様化していて、例えば『貝ガラ屋』みたいな貝出汁ラーメンもあったり、繊細な鶏出汁の『らーめん屋小川』(旧 葉月)も復活したりと幅広いラーメンを楽しむ事が出来ます。

そんな相模原でも人気があるのが、古淵駅の近くにある『蓮花』(れんか)です。

塩豚骨ラーメン『蓮花』

renka007_R

豚骨醤油ラーメンで育った相模原市民は、比較的”豚骨ラーメン”に対しては馴染みがあります。例えば博多ラーメン系の『六角堂』も豚骨ですが、意外と筆者の周りで人気があります。

そんな豚骨ラーメンにうるさい相模原、しかも古淵という微妙な立地にありながらも人気があるのが『蓮花』で御座います。

renka018_R

『蓮花』の公式ホームページによると材料は国産にこだわっていて、スープもガラを丁寧に洗って丁寧に灰汁を取り、長時間煮込んだ後に二度漉ししているそうです。

『塩とんこつらーめん』を食す!

renka009_R

というわけで、噂の『蓮花』で『塩とんこつらーめん』(680円)を食べてみました。

renka012_R

盛り付けのセンスは良い感じで、最近のラーメンらしくまとまっています。白髪葱や糸唐辛子もシャレオツで御座います。

renka011_R

『蓮花』の最大の特徴とも言える”塩豚骨”なスープの方ですが、豚骨ラーメンとは思えないほどにあっさりというかクリアというか、臭みのないスープに仕上がっています。

renka010_R

「豚骨ラーメンの臭いが嫌い」

という人でも、この『蓮花』の『塩とんこつらーめん』であれば、意外とイケちゃう予感です。

『塩とんこつらーめん』は細麺である!

renka013_R

繊細な豚骨スープに合わせるのは細麺です。麺自体はさして語る要素はないと思われますが、世の中には

「太麺は苦手……」

という人も少なからず存在するので、そういった人達にとっては”塩豚骨&細麺”と言うのは貴重な存在のラーメンです。

renka016_R

メンマは普通ですが、チャーシューは豚バラ肉を綺麗に巻いていて、なかなか良い感じですね。

renka017_R

全体的に突出した部分はありませんが、やはり丁寧に仕込まれた”塩豚骨スープ”が多くの人の支持を得ているのかなと思った次第です。

『蓮花』 総評

renka006_R

ネットでの評判は上々な『蓮花』ですが、筆者的にはイマイチ乗らない感じのラーメンでした。

誤解があるといけないので、あえて説明しておきますが、これは『蓮花』のラーメンが美味しくなかったというわけではなく、あくまでも筆者の嗜好に合わなかっただけであります。

雑味の無い豚骨スープなどは非常にレベルが高いと思ったのですが、デフォルトで割と多めにスープに入る”背脂”と、塩ラーメンゆえに”塩辛い”感じの仕上がりにウ~ンとなってしまった予感です。

renka015_R

「背脂はオプションじゃ駄目だったのか?」

色々と試した結果の『塩とんこつらーめん』なのでしょうが、雑味のないラーメンを目指しながらも、最終的にはコクが足りないから背脂入れちゃった感がアレっと思った次第です。

塩加減に関しては、確かに塩味のラーメンは醤油ラーメンよりも、少しは塩辛くしないとメリハリが出ません。なので、この『蓮花』の味付けは間違ってないと思います。

ただし、最近は町田の『進化』など非常に洗練された塩ラーメンばかり食べていたので、塩ラーメンというジャンルで比べてしまうと、筆者の評価が微妙になるのも仕方ないでしょう。

逆に、あの『進化』の塩と比べられるレベルにあるという点では、この『蓮花』の人気も実力を伴ったモノであると思われます。

「ライトな豚骨を細麺で食べたい」

という人には、非常にオススメかと存じます。
それでは、是非みなさんも『蓮花』のラーメンを試してみて下さい。もしかしたら新しい豚骨ラーメンの世界が広がるかもですよ。

『蓮花』(れんか)

住所:神奈川県相模原市南区西大沼1-1-12

営業時間 12:00~14:45 18:00~21:30
定休日:水曜日

―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
(執筆者: YELLOW) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

  1. HOME
  2. グルメ
  3. 相模原で人気の『塩とんこつらーめん』を食べに行ってみた @『蓮花』相模原
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。