有罪判決を受けた石川議員「拘置所で聞いた”事実と裁判の結果は違う”という言葉が忘れられない」

石川知裕議員

 小沢一郎元民主党代表の資金管理団体「陸山会」をめぐる政治資金規正法違反事件で虚偽記載罪に問われ、有罪判決を受けた元秘書の衆院議員・石川知裕議員が2011年9月26日夕方、都内の衆議院第一議員会館で記者会見を開いた。石川議員は同日、東京地裁での判決公判で禁固2年(執行猶予3年)を言い渡されたが、「判決は大変不満。まったく事実と違う判決がなされており、司法の危機だ。控訴して断固として戦いたい」と述べた。

 この事件で検察側は、小沢元代表の資金管理団体「陸山会」が、都内に購入した土地の代金に充てられたとする小沢氏からの借入金を2004年の政治資金収支報告書に記載せず、購入時期を翌2005年にずらしたほか、2007年に小沢元代表からの借入金を返却した際も報告書に記載しなかったなどとしている。

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