視覚をオフして“四感”をフルに使うバーチャル旅体験『暗闇の旅路―南さつま編』

暗闇の旅路

アイマスクなどで目を隠して視覚を奪うことで、鋭敏になった“四感”で見知らぬ土地への旅をする体験型のイベント『暗闇の旅路――南さつま編―ー』が9月18日(日)に、東京・麻布十番『cafe garten』で開催されます。感覚を研ぎ澄まして、音、匂い、味、触感をフル稼働させれば、本当に旅をしているような気持ちになれるかも?

『暗闇の旅路』は、視覚以外の感覚を研ぎ澄まして、日本そして世界各地の地域や文化を感じ取る“旅”をコンセプトにしたイベント。視覚を奪われた暗闇のなかで、土地の音や郷土料理の味と香りを楽しみながらその文化を体験するというものです。

ふだんの生活では、私たちは感覚の多くを視覚に頼っています。しかし、視覚をオフしてみると立ちあがってくるのは、それまで気づかなかった豊かさや奥行きを持つ“見知らぬ“世界。ある意味、視覚という“縛り”から解き放たれることで、ココロが自由に動く可能性もあります。

南さつまの風景

今回の『暗闇の旅路』は、九州の最南端かつ最西端の“南さつま”がテーマ。南さつまの豊富な海の幸と、非常に良質な黒豚という里の幸をふんだんに使った料理を味わいながら、日本の原風景とも言える素晴らしい景色を「風景音」や「インタビュー音」から感じ取るという工夫がこらされています。

都会の真ん中で、暗闇のなかで旅立つショートトリップを楽しんでみてはいかがでしょう。『暗闇の旅路』は、11月までは「南さつま編」を、来年からは「富士山編」を企画しているそうです。9月18日(日)昼・夜開催、5250円(お土産付きは6300円、税込み)。

暗闇の旅路――南さつま編――
日時: 2011年9月18日(日)
   [昼] 開場:12時 開演:12時30分 終了:14時ごろ
   [夜] 開場:18時30分 開演:19時 終了:20時30分ごろ
料金: 5250円(お土産付きは6300円、税込み)
場所: cafe garten (カフェガルテン、麻布十番駅徒歩5分)
   港区麻布十番3-6-2 NS 麻布十番ビル2F
問い合わせ:合同会社街オリ Tel:03-5829-8513
http://machiori.jp/kurayami/event/
 

  1. HOME
  2. 生活・趣味
  3. 視覚をオフして“四感”をフルに使うバーチャル旅体験『暗闇の旅路―南さつま編』

Kyoko Sugimoto

京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。