民主・輿石幹事長「マスコミ対応も含めて情報管理を徹底する」
民主党の輿石東幹事長は2011年9月14日、午前に開かれた民主党・両院議員総会で、「マスコミ対応も含めて(党内の)情報管理を徹底してまいりたい」と述べた。さらに、同日付の読売新聞朝刊の一面「4次補正予算、編成へ 1~2兆円規模」という記事を挙げ、「誰がどこで言ったのか分からない」とした上で「私たち1人ひとりの発言に責任を持っていただいて、きちっと野田政権を支えていくことが必要ではないか」と厳しい口調で付け加えた。
両院議員総会で、輿石氏は、
「マスコミ対応も含めて情報管理を徹底してまいりたい」
と発言。さらに「今日の(2011年9月14日付けの)読売新聞の(朝刊の)トップ記事は『第4次補正予算、1~2兆円規模』と(ある)」とした上で、
「誰がどこで言ったのか分かりません。それが見事にトップ記事になるという実態を、どうしていけばいいのかということ」
と厳しい口調で述べた。続けて輿石氏は「私たち1人ひとりの発言に責任を持っていただいて、きちっと野田政権を支えていくことが、必要ではないかと思う」と話した。
民主党では、鉢呂吉雄前経産相が”記者とのオフレコ懇談会”での発言がきっかけのひとつとなって辞任に至った経緯があり、マスコミ対応にピリピリとした緊張がある。輿石氏は12日の会見でもマスコミ各社に向け、「報道のあり方について、皆さん自身も、もう一度考えていただきたい」と述べている。
◇関連サイト
・[ニコニコ生放送] 輿石東幹事長の発言部分から視聴-会員登録が必要
http://live.nicovideo.jp/watch/lv63708453?po=news&ref=news#6:58
(山下真史)
【関連記事】
野田首相が所信表明演説「力を合わせて危機に立ち向かおう」
民主・輿石幹事長、鉢呂氏辞任で記者団に「報道のあり方、もう一度考えていただきたい」
「不適切な言動での辞任は残念」 野田首相、公式ブログで鉢呂前経産相に言及
鉢呂前経産相、被災地のため一議員として活動へ「除染作業が一番の大きな柱。金の問題ではない」
玄葉外相、日中間の誤解を生じさせないための「危機管理メカニズムを」
ウェブサイト: http://news.nicovideo.jp/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。