【正直グルメ批評】美味しいが二度と食べたくない理由 / ファミレス「ジョナサン」のマンガリッツァ豚の厚切りとんかつ

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ファミリーレストラン「ジョナサン」が、季節限定のフェアとして「マンガリッツァ豚の厚切りとんかつ」を提供している。単品が1399円で、セットになると1599円。ファミレスとしてはやや高めの値段設定だが、マンガリッツァ豚の美味しさを知っている人からすれば、皆が「それは興味深い」「食べてみたい」と思うはず。

・ジューシーかつ柔らか
日本の国産豚も美味しいが、マンガリッツァ豚は旨味の埋蔵量が群を抜いて多い。ジューシーかつ柔らかでありながら、しっかりと「心地よい弾力」を楽しませてくれる、非常にバランスの良い豚肉だ。その厚切りとんかつが「ジョナサン」で食べられるのだから、その魅力を知っている者からすれば、試しに体験したいと思うのは当然である。

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・美味しいが二度と食べたくない
結論から言えば、「ジョナサン」のマンガリッツァ豚の厚切りとんかつは、美味しいが二度と食べたくない。美味しいのに二度と食べたくない? 矛盾してないか? そう思うかもしれないが、マンガリッツァ豚というブランドの名誉のため、あえてそう表現させてもらった。

・表面の見た目は非常に美味しそう
マンガリッツァ豚という「食材そのもの」は美味しかったが、とんかつとしての仕上がりが最悪だったのだ。この記事の写真を見てもらえればわかる通り、表面の見た目は非常に美味しそうだ。しかし、あなたがとんかつ好きならば、このとんかつのドコがダメなのか、もう気がついているはず。

・豚肉に含まれる水分が蒸発せず!!
肉と接している部分の衣がふやけいてるのである。これは豚肉に含まれる水分が蒸発せず、中途半端に衣に残ってしまったせいである。また、本来ならば肉汁ができるだけ蒸発しないよう(旨味を閉じ込めるよう)、肉との接触面や衣に工夫をするべきなのだが、それが一切されていないことも意味する。

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・非常に残念でならない
そもそもマンガリッツァ豚はジューシーで肉汁の埋蔵量が多く、とんかつにする際はその点を特に考えて調理する必要がある。それが厚切りとんかつならばなおさらである。食のプロフェッショナルともいえる「ジョナサン」が、どうして高級食材をこんな失敗作にしてしまったのか。

衣の8割がふやけているではないか。これがまた、食べるたびにグニュグニュとした嫌な食感を生み、気持ち悪くなるのである。「ジョナサン」というファミレスが好きなだけに、非常に残念でならない。

・グルテン化のような現象
ちなみに、このグルテン化のような現象は、低価格のチェーン店ですら、かなり気を使って解決策を考え、徹底的に研究されている部分。だからこそ「ジョナサン」がその部分を解決せずに提供していることがショックでならない。

・衣をはがして食べることを推奨
重ねて言うが、それでもマンガリッツァ豚自体はとても美味しかった。もしどうしても「ジョナサン」でマンガリッツァ豚の厚切りとんかつを食べたいなら、衣をはがして食べることを推奨する。マンガリッツァ豚自体は美味いのだ。

https://youtu.be/h4ndv1WppY4

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