歴史が見える! Googleが『ウェブの進化』を表現した“動く年表”を公開
Googleは、『Chrome』のリリース3周年を記念して、これまでに誕生した主なウェブ技術とブラウザの進化について説明する“インフォグラフィック”『The evolution of the web(ウェブの進化)』を公開しました。HTML5 を活用したインタラクティブな仕掛けとともに、過去約20年ににウェブを駆け抜けたさまざまなイノベーションの軌跡を視覚的に楽しめる“年表”です。
『ウェブの進化』は、1990年にHTTP(ハイパーテキスト・トランスファー・プロトコル)の誕生から、『Chrome』3周年を迎えた2011年8月までの約20年間の歴史をグラフィカルに表現。また、1993年にリリースされた伝説の『モザイク』から『Chrome』まで、各ブラウザのバージョンアップの軌跡も画像で振り返ることができます。
『MOSAIC』が登場した頃は、ウェブサイトはテキスト、リンク、画像などの静的コンテンツを表示するツールでした。しかし、JavaScript、CSS、そしてHTML5に至るウェブ技術の進歩と、これらの技術をサポートするウェブブラウザの発展により、現在のように動画やインタラクティブなコンテンツを使ったウェブサイトが可能になったわけです。
モノクロだった最初の『MOSAIC』なんて、まるで白黒テレビを見るかのようなレトロ感がありますね。いつか、こんな年表が子どもたちの教科書に載る日も来るのでしょうか? 個人的には、『Netscape』が終了したいま、最も古いブラウザは『Internet Explorer』ではなく『Opera』だというのはちょっと意外でした。
各ブラウザアイコンをクリックすると、過去のバージョン画像を閲覧可能。キーワードをクリックすると概要が表示され「詳細」をクリックすると、詳しい情報を掲載しているウェブサイトにリンクしています。
京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。
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