“嫌いな芸人1位”島田紳助が芸能界から消えるもネット上では惜しむ声 「話術は凄い」「代わりは居ない」

『日経エンタテインメント!8月号』にて掲載された「好きな芸人 嫌いな芸人」の内、「嫌いな芸人1位」として9年間1位を独走していた江頭2:50を押しのけて1位になったのは島田紳助だった。ネット上でも「珍助」などの呼び名で日頃から書かれるほどの嫌われっぷり。

その嫌われ度は吉本興業の女性マネージャーへの暴行、そして番組中に東京03(お笑いトリオ)への脅しなどが重なって高まっていったのだろう。番組に出演するとネット上で、「なんでこの人が出てるのかわからない」、「チンピラが番組を私物化してるだけ」、「本当に守銭奴」などの書き込みが相次いでいた。

ご当地グルメを褒めれば翌日には売り切れ


しかしそんな島田紳助の話術は一流だったのは確か。『行列のできる法律相談所(日本テレビ)』ではもはや法律番組とはかけ離れており、島田紳助のトークが長いことから収録時間が数時間にも及ぶという逸話は有名だ。むしろこの番組体制にしたのは、島田紳助のトークの方が受けるからだったのだろうか。ご当地グルメを紹介し島田紳助が「これめっちゃうまいで!」とひとこと言えば翌日には売り切れる程の影響を持つ。影響があるのはなにもグルメだけではない。『行列のできる法律相談所』から有名になった有名人も数多く居る。

ネット上では「話術は凄い」という声も


ネット上では引退会見後、「島田紳助って居なくなると寂しいよな」、「代わりって絶対居ないよな」、「叩いてたけど心底嫌いじゃなかった」、「紳助は嫌いだったけど番組は好きだった」、「死後、評価される人みたいになってきたな」と引退を惜しむ声が数多く書き込まれている。次から次へと出てくるコメントの数々にはほかのコメンテーターも見習うべきところがあるだろう。もちろん全て本当のことをしゃべっているとは限らないが。本人曰く「8割嘘やで」と冗談交じりに話していたこともあったが、そんな冗談を交えた話術も聞くことができなくなる。

上記のネットの声の様にそれほど影響力の大きい人物だったことは確かだろう。本日放送予定だった『ヘキサゴンⅡ』も放送を取りやめ別番組と差し替えが行われた。またほかの島田紳助が出演する番組も継続となるが、収録済みの番組については撮り直しが決定している物もある。テレビ局側としては島田紳助一人いなくなっただけでこの慌てぶりだ。ここまでして急に引退しなくてはいけない何かとは何だったのだろうか。

※この記事は、ガジェ通ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。[リンク]

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