マムフォード&サンズのマーカスが全面プロデュースした、注目のイギリス人SSWキング・チャールズとは?

マムフォード&サンズのマーカスが全面プロデュースした、注目のイギリス人SSWキング・チャールズとは?

 キング・チャールズが、約4年ぶりとなる新作『ギャンブル・フォー・ア・ローズ』を2016年1月27日にリリースした。

 英ウェスト・ロンドン出身のシンガーソングライター、キング・チャールズ。2007年に、アドヴェンチャー・プレイグラウンドを結成。当時活発化していたUKのインディー・フォーク・シーンの中核だったマムフォード&サンズ、ローラ・マーリング、ノア・アンド・ザ・ホエールらとツアーを行い、知名度を上げるものの、バンドは解散。

 ソロ活動を開始したチャールズは、2009年に「International Songwriting Competition」で大賞を獲得。米ユニバーサル・ミュージックと契約し、2012年にデビュー・アルバム『Love Blood』を発表。アルバムは高い評価とともに全英トップ40ヒットを記録するも、内容は自身のルーツとは異なったものとなり、チャールズはレーベルを離れることを決断。

 2014年には、自身最大規模のツアーを行い、千秋楽のロンドン・フォーラムの公演を大成功で終わらせるものの、「5年前に作っていたような音楽を作りたいんだ」と親友であるマムフォード&サンズのマーカス・マムフォードに打ち明ける。そしてトレードマークだったドレッドヘアを切り、「何故、音楽をプレイし始めたのか」という自身の音楽に対するパッションのルーツを再び見つけ出すため、旧友と新たな道へと踏み出す。

 マーカスのプロデュースのもと、二人はデモ制作を始め、旧友ノア・アンド・ザ・ホエールのチャーリー・フィンクとトム・ホブデン、マムフォード&サンズのウィンストン・マーシャルらと、エクセターの近くの農場でアルバム制作を開始。こうして完成したのが、心機一転作となる『ギャンブル・フォー・ア・ローズ』で、マルチ・インストゥルメンタリスト、そしてリリシストとしての才能が満ち溢れる、情熱にみちた誠実な作品に仕上がっている。

◎「Gamble For A Rose」MV
https://youtu.be/jzituemkSuk

◎『ギャンブル・フォー・ア・ローズ』トラックリスト
01. Loose Change For The Boatman
02. Animal Desires
03. Choke
04. Gamble For A Rose
05. Lady Of The River
06. St Peter’s Gate
07. Tomorrow’s Fool
08. New Orleans
09. Carry Me Away
10. Bright Thing
11. In Silhouette
12. Coco Chitty

◎リリース情報
『ギャンブル・フォー・ア・ローズ』
キング・チャールズ
2016/1/27 RELEASE
2,200円(plus tax)

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