あなたなら誰が良い?国民的アイドル「AKB48」のキャプテン3人がもし上司だったら

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好きであれ嫌いであれ、女性アイドルグループの「AKB48」を知らない人は、もはや日本にはいないでしょう。正規メンバーだけでなく、研究生やCGである江口愛美まで含めると78人にもなる大所帯のAKB48は「チーム制」を採用しており、それぞれ「チームA」「チームK」「チームB」そして「チーム4」の4チームに分かれています。そしてこのチームをまとめているのが、4人のキャプテンである高橋みなみ、秋元才加、柏木由紀、大場美奈です。

大場美奈は2011年の7月23日に抜擢されたばかりのため、まだまだリーダーシップを発揮する場面に恵まれていません。しかし、その他の3人のキャプテンは、それぞれのやり方で特色のあるチームを率いています。今回は、2011年9月1号のFLASH増刊「まるっとAKB48スペシャル2」で語られた彼女たち3人の「リーダー論」を元に、もし3人が企業の上司だったらどうなるのかを考えてみました。

 

高橋みなみ 叱って褒めて部下を引っ張る「リーダーシップ」上司

「あの西武ドームでやるんだよ? たくさんのお客さんが観に来てくれるんだよ? 自分で練習して来なよと。(略)もっともっと、大きくなってほしいから…。だから、あえて心を鬼にして、叱りました」

高橋がキャプテンとして特徴的なのは、その熱血さでしょう。彼女はメンバーの気の緩みを感じると、容赦なく叱り飛ばし、気合を入れます。会社で言えば、部下を叱咤激励する営業部長、あるいは成長意欲の高いベンチャー企業の社長というところでしょうか。彼女が居るだけでその場が引き締まりますが、モチベーションの低い部下はついていくのが大変かもしれません。有能なリーダーが率いれば、このタイプのチームはどこよりも高い結果を出す可能性があります。

 

秋元才加 部下を信頼し自主性と個性を伸ばす「メンター」上司

「私はですね、いるだけなんですよ。以前は自分なんて自分なんてキャプテンに向いてないとか、何かしようとして空回りしていた。でも今はキャプテンという象徴として、ここに立っているだけでいい。そう思ってます」

バラエティでは男まさりの性格で取り上げられることが多い秋元ですが、実際はキャプテンとしてひとり思い悩むことも多いんだそう。そんな彼女を自然とメンバーがサポートする中で、それぞれの個性がで活かされるようになっていったのがチームKです。自ら多くの人を引きつけるビジョンを示すのは苦手ながら、コーチングで部下のやる気や気付きを引き出す。上司で例えると、適材適所に人材を配置する、人事部長タイプと言えるかもしれませんね。

 

柏木由紀 連帯感重視、みんなで力を合わせる「フレンドリー」上司

「みんな真剣に聞いてくれました。そうしたら、とも~みとか、有華ちゃん、亜美菜たちが賛同してくれました。『みんなで頑張ろうね!』って空気が変わったんです」

AKBの中でもっともアイドルらしいと評されるチームB。そんな彼女たちを率いる柏木が重視するのは、チームの団結です。キャプテンであるにも関わらず、自らの発言が「上から目線になっていないか」を気にするという彼女は、例えるならば大きな企業の調整型の管理職、あるいは今流行の「友達上司」といったところでしょう。悪しき平等主義が蔓延すればチームのパフォーマンスが落ちてしまいますが、うまくすれば部下同士の能力の相乗効果が期待できます。

 

こうして見ると、みなそれぞれ、自らの性格や個性を活かしてチーム運営をしていることが分かるでしょう。彼女たちのキャプテン力が、結果としてAKB48のパワーを下支えしていると言っても過言ではないと思います。サラリーマンのみなさん、あなたなら誰が上司だと仕事しやすいですか?

画像引用:AKB48公式サイト http://www.akb48.co.jp/members/

※この記事はガジェ通ウェブライターの「増田不三雄」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?
サラリーマンとして働きながら、職場のトレンドや問題を追いかけています。

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