首や背中の痛みを根本的に改善!生体医学の教授らが作った姿勢強制ウェアラブル端末「ALEX」
スマートフォンやパソコンを使う際、気づかないうちに首を曲げた状態で使ってしまい、首や背中が凝っている人は多い。
マッサージをして患部をほぐしたり薬を飲んでも、一時的には楽になるが、姿勢が悪ければ元に戻ってしまい、その場しのぎに過ぎない。
そんな問題を根本から改善するべく、生体医学の教授やエンジニアチームが開発した姿勢強制端末が「ALEX」だ。
姿勢をトラッキング、スマホで確認できる
Alexは重さが25グラムの両耳の後ろにかける端末で、首の後ろでセンサーが傾きを検知。首が傾いた姿勢が続くと端末が震え、姿勢を正すように促してくれる。
2時間充電すれば、1日10時間の使用で1週間使うことができる点も実用的だ。
この端末はアプリと連動しており、姿勢のトラッキングが行えるので、自分がどういった姿勢で1日を過ごしたかが一目瞭然。最終的な目標は、この端末なしでも正しい姿勢を身につけることだそうだ。
開発した理由は?
開発したチームによると、その場しのぎで痛みを和らげる端末ではなく、パソコンやスマートフォンの使用による根本的な健康問題を解決するべく、約2年間かけてこの端末を作り上げたとのこと。
医学的な研究によると、悪い姿勢がストレスや憂鬱さの原因との見解もあり、継続して使うことで体の変化を実感してもらいたいそうだ。
価格や発送時期は?
ALEXは現在Kickstarterで出資を募っており、49ドル(約5700円)から購入が可能で、発送予定時期は2016年の5月を予定している。
安い値段とは言えないが、首や背中に痛みを抱えており、毎月マッサージに行くような人であれば、根本的に問題を改善するべくこの端末を購入してもよさそうだ。
ウェブサイト: https://techable.jp/
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