目の前の食べ物のカロリーが分かる!画期的な食生活管理ガジェット「DietSensor」が登場
厚生労働省によると、日本人(30〜49歳)が一日に必要とするエネルギー量は、男性2,650カロリー、女性2,000カロリー。
しかしながら、実際に摂取しているカロリーを正しく把握することは、まだ容易でないのが現状だ。
・飲食物をセンサーで読み取り、栄養成分を可視化
仏スタートアップ企業「SCiO」は、食べ物や飲み物をセンサーで読み取り、成分データを表示するスマートフォンアプリ「DietSensor(ダイエットセンサー)」を開発した。
食べ物や飲み物の近くにかざすと、小型センサー「SCiO」が対象物の化学組成を自動で測定。Bluetoothを通じて測定データをスマートフォンに転送し、「DietSensor」の画面上で、カロリーやタンパク質などの栄養成分を表示させる仕組みだ。
現時点で測定可能なものは、チーズやクラッカー、牛乳など、同質な飲食物に限られているが、その数は60万種類に及び、英語、フランス語など、19カ国語に対応している。
・日常の食生活を簡単にモニタリング
小型センサー「SCiO」とスマートフォンアプリ「DietSensor」を組み合わせたこのソリューションは、糖尿病患者からアスリート、メタボリック予備軍まで、日常的に栄養管理を要する人々にとって、飲食物の栄養成分を簡単に可視化できる画期的なもの。
CEA(全米家電協会)が主催する世界最大の家電見本市CES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)では、2016年度のイノベーションアワードを受賞した。
小型センサー「SCiO」の価格は、249ドル(約2万9500円)となる見込み。「DietSensor」は、iOSアプリおよびAndroidアプリでリリースされる方針だ。
ウェブサイト: https://techable.jp/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。