夏の甲子園、優勝校を予想してみた
あす8月6日に、いよいよ開幕する第93回全国高校野球選手権大会。2011年8月3日のニコニコ生放送「優勝校はどこだ?夏の甲子園、徹底予想」では、高校野球を愛する6人の出演者が各々の本命をプレゼンした。
帝京高校野球部出身のお笑いコンビ「360°モンキーズ」の杉浦双亮氏は母校・帝京(東東京)を、同じく元球児のお笑い芸人「トータルテンボス」の藤田憲右氏は春季関東大会の覇者・習志野(千葉)を指名。センバツの上位校からは、デジタル版「甲子園Heroes2011」編集長の佐々木広人氏が準優勝の九州国際大付(福岡)を、番組司会の佐々野宏美アナウンサーがベスト4の日大三(西東京)を挙げた。
週刊朝日増刊『甲子園2011』の編集者・大貫聡子氏と、『八重山商工野球部物語』などの作品があるノンフィクションライターの神田憲行氏が二重丸を打つのは、5年連続出場の聖光学院(福島)、初出場の古川工業(宮城)といずれも被災県の代表校。
聖光学院のエース・歳内宏明投手(3年)は、MAX145キロの速球と高速で落ちるスプリットが持ち味で、昨年の春夏甲子園を連覇した興南(沖縄)の島袋洋奨投手(現・中大)をして、「去年の甲子園で一番印象に残った対戦投手」と言わしめる逸材。福島大会では全6試合で34回2/3を投げ、60個もの三振を奪っている。
一方の古川工業のエース・山田大貴投手(3年)は、中央球界でこそあまり名が知られていないが、MAX141キロの速球とフォークを操り、神田氏が「全国の皆さんに見てほしいです」と惚れ込む本格派だ。チームは派手さがないかわりに、「送りバントは百発百中で決めてきます」と言うように、手堅い野球で接戦にはめっぽう強い。
どちらも確かな実力を持った強豪校。被災県の代表ということもあって、心情的には応援したくなるが、「(被災地などの)思いとかあんまり背負わないで、一生懸命やっているところを見せてもらえれば」(大貫氏)、「被災地の高校には大きな声援が送られると思いますが、対戦校にもそれと同じくらいの声援を送ってほしいですよね」(佐々野アナ)と、そこは高校野球を愛する出演者たち、球児たちへの配慮は忘れないのであった。
果たして、予想は当たるのか。夏の甲子園は、あす8月6日開幕だ。
(野吟りん)
◇関連サイト
・[ニコニコ生放送] 優勝校予想から視聴 – 会員登録が必要
http://live.nicovideo.jp/watch/lv58239987?po=news&ref=news#15:25
【関連記事】
至学館高校”J-POP風”校歌「夢追人」、誕生のきっかけは女子学生2人の友情物語
甲子園初出場を決めた愛知・至学館高校の校歌が「まるでJ-POPのようだ」と話題
元プロ野球選手・愛甲氏、斎藤佑樹選手は「ストレートを中心に投げるべき」
「子供たちのオリンピックの夢、途切れさせない」 高橋尚子らアスリートが福島県いわき市へ
「プロ野球に貢献するような選手に育って」星野楽天新監督が入団発表会見で新人にエール
ウェブサイト: http://news.nicovideo.jp/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。