スキーにもIT化の波!?スキーブーツにつける小型センサーがパフォーマンスを詳しく計測
本格的な冬シーズンに入り、スキーをするのを楽しみにしている人もいるだろう。自身のスキーパフォーマンス向上に悩むあなたには、「PIQ」というセンサーツールがよいかもしれない。
・ブーツに付ける小型センサーツール
ウェアラブル技術のPIQが、アルペン製品を扱うRossignolと共同開発した小型センサーツールで、サイズはおよそ44×38.3×5.4ミリメートル、重さは10グラムほど。
スキーブーツの足首あたりで、ストラップで固定して用いる。センサーがユーザーのターンや滑降を詳しく分析。小さく軽いのでパフォーマンスの邪魔をしない。
・スピードやエアタイムを計測
ツールの内部には、ジャイロスコープ・加速度計・磁気計・圧力センサーが搭載されており、ジャンプやターンごとに、スピード・タイム・上昇・下降・ターン角度・回転・G力・エアタイムなど、パフォーマンスを逐一詳しく測定し、記録していく。
これらの計測データは、Bluetooth 4.0を通じて専用のスマートフォンアプリに送信され、集計データをもとに“PIQスコア”として表示される。
ユーザーは自身の滑りの状況を、客観的に把握することができるのだ。
ちなみにデバイスは、1度充電すれば、3時間ほどバッテリーが持続するという。
・専用コミュニティも用意
専用のコミュニティも用意されているので、友人や他メンバーと点数やパフォーマンスを競いあって、楽しみながら技術向上を図れることだろう。
「PIQ」は現在、149ユーロでプレオーダーを受け付けており、提供開始は2016年2月を予定している。
ウェブサイト: https://techable.jp/
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