自分の肌色にピッタリのファンデーションを出力できる、世界初のポータブル3Dプリンター
自分の肌色にピッタリ合ったファンデーションを簡単につくることのできる、世界初のコスメガジェットが、ロンドンで誕生した。
・世界初、ファンデーション専用ポータブル3Dプリンター
「Adorn(アドーン)」は、ファンデーション専用のペン型3Dプリンターだ。
頬に当てるだけで、内蔵されている光学センサーが肌の色を自動で読み取り、ペン内部の円筒で顔料を混ぜ合わせ、肌色に合ったファンデーションを出力する仕組み。
ファンデーションは、青・黒・白の3種類の顔料から生成され、そのバリエーションは、実に7万5000色にも及ぶ。
ユーザーそれぞれの肌色に合わせられるのはもちろん、季節に応じて、“明るめ”、“濃いめ”といったように、ファンデーションの色味を調整することも可能だ。
Adornは、軽量でポータブル。ファンデーションの元となる顔料はカートリッジ式となっており、簡単に交換できる。
なお、Adornの定価は、本体が279ドル(約33,610円)、交換カートリッジが20ドル(約2,400円)で、それぞれ設定される予定だという。
・“自分だけのコスメを自分でつくる”、DIY志向のコスメ
Adornは、光学センサーや3Dプリンティングといった最新技術をコスメの分野に活用することによって、カスタムメイドのファンデーションをオンデマンドで簡単にDIYできる点が画期的。
Adornのようなガジェットが増えることで、オーダーメイドでコスメを作る新しい楽しみ方が広がりそうだ。
ウェブサイト: https://techable.jp/
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