2015年 アメコミ映画まわりの10大ニュース

早いですね!

今年もあと20日足らず。アメコミではないですが、
2015年はスター・ウォーズがバッチリ決めてくれます!
考えてみれば、2015年というのは『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で描かれた未来でした。
そのせいでしょうか、マッド・マックス、ジュラシック・ワールド、
シュワちゃんターミネーターとかつてのSF映画ファンを熱狂させた
作品が多数公開された年でもありました。

もちろんアメコミ映画も『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』を筆頭に話題作が封切られ、
そして来年以降に向けてのいくつかのワクワクするような重大発表が行われた1年でもありました!
今年のアメコミ映画まわりの10大ニュースにトライしてみたいと思います。

★10位:マーベル映画1兆円越え!
08年の『アイアンマン』から15年の『アントマン』までのマーベル・シネマティック・ユニバースのグローバルの興行成績は、
90億ドル越え(90億8340万ドル)!
1ドル=120円換算で1兆円越えています!
れは映画の興行成績のみなので、DVDやブルーレイ、グッズの売り上げを加えたら
この倍は軽くあるでしょう。
すごい!
http://www.boxofficemojo.com/franchises/chart/?id=avengers.htm

★9位:アメコミ映画日本でも大ヒット!
アメコミ原作映画はヒットしないと言われる日本で(笑)
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』32億円
『ミュータント・タートルズ』12億円
『アントマン』『キングスマン』ともに10億円越え
の快挙です!
ちなみに大きく考えればアメコミ原作の『アニー』14億円
本当はマーベル映画の(笑)『ベイマックス』91億円です!
http://entamedata.web.fc2.com/movie/movie_j2015.html

★8位:最強美少女軍団「DCスーパーヒーローガールズ」ローンチ!
個人的にツボだったNEWS(笑)
マテル(あのバービーのマテルです)とDCコミックスが立ち上げた
プロジェクト DCスーパーヒーローガールズ。ものすごく大雑把に言うと
DCコミックに出てくるスーパー美女たちで、ディズニー・プリンセスみたいな
キャラクタービジネスを展開する、というものです。
YouTubeで公式チャンネルが立ち上がっていて、
ここでオリジナル・アニメが配信され、このプロジェクトの世界観を伝えています。
https://www.youtube.com/channel/UCRdVJ9XqHCb6BqApCIO_TYg

DCヒーローやヴィランたちが学生として、
在籍しているSuper Hero High School
を舞台に、女子学生である、
「ワンダーウーマン」「スーパーガール」「バットガール」
「ハーレイクイン」「バンブルビー」「ポインズンアイビー」
「カタナ」らが、かわいく活躍するというもの。
とにかくかわいいのでみてください。

★7位:Netflix (ネットフリックス)デアデビルとともに日本上陸!
話題のNetflix(ネットフリックス)、日本ローンチの斬りこみ隊長は
我らが『デアデビル』! マーベルはNetflixで、コミックの中でも、
クライム・ファイター系と呼ばれる、街で犯罪者と戦うヒーローたちの物語を
ここで配信することを予定しており、
その第一弾が盲目のヒーロー”デアデビル”
第二弾が女探偵”ジェシカ・ジョーンズ”
第三弾が強固な肌を持つ黒人ヒーロー”ルーク・ケイジ”
さらに格闘ヒーロー”アイアン・フィスト”も予定されています。
決してPG-13の映画では出来ない過激な描写や13時間の長時間ドラマ
ともいうべき構成で、じっくり1冊のグラフィックノベルを読んだような濃厚さ。
13時間近く待って、やっと、あのコスチュームになるんだから(笑)
続く『ジェシカ・ジョーンズ』も、マーベル×サイコ・スリラーという異色作でした。
『デアデビル』のシーズン2には、なんと演じる役者が4代目(TV『ウォーキング・デッド』のシェーン・ウォルシュ役のジョン・バーンサル!!)のパニッシャーが登場
関連記事:http://bookstand.webdoku.jp/cinema/sugiyama/201509/01115100.html

★6位:DC TVユニバースさく裂!
マーベルがNetflixなら、DCコミックは、TV!
グリーンアローをベースにした『アロー』に続き
バットマンが登場する前のゴッサムシティを描いた意欲作『ゴッサム』、
真紅の超高速ヒーロー『フラッシュ』が日本にも上陸!
『ゴッサム』と『フラッシュ』のDVDはTSUTAYAさんのレンタル上位を独占したこともあり、TVドラマがDCユニバースを拡げていきます! 来年は「スーパーガール」が日本でもローンチ!(1月24日<日> AXNさんからです)
関連記事:
http://bookstand.webdoku.jp/cinema/sugiyama/201508/05092437.html
http://bookstand.webdoku.jp/cinema/sugiyama/201507/22091832.html

★5位:FOX マーベル・ユニバース宣言!
今年のサンディエゴ・コミコンのパネル(プレゼンテーション)であのスタン・リー氏まで登壇して、高らかに”20世紀フォックスによる、これからのマーベル映画”ラインナップがなされました! X-MENを起点とするフランチャイズですが、とにかくファンの期待を集めているのが、ライアン・レイノルズ氏出演のR指定確定の、俺ちゃんミュータント傭兵が暴れまわる『デッドプール』です! 本当に、この作品は何度も企画がボツになりかけましたが、テスト映像がネットに流出し大反響。その声におされての映画化が実現! まさにファンの声が後押しした作品です! このパネルのハイライトは、『ファンタスティック・フォー』『デッドプール』『X-MEN:アポカリプス』『ウルヴァリン3(当然ヒュー・ジャックマン)』『X-MEN』のスピンオフ映画『ガンビット』に出演のチャニング・テイタムもかけつけつけての大記念撮影! そしてスクリーンに、これからのFOXマーベル映画のラインナップが!

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PHOTO BY すぴ
参考:解禁になった「X-MEN:アポカリプス」の予告編!
https://www.youtube.com/watch?v=COvnHv42T-A

★4位:DC版シネマティック・ユニバース始まる!
おなじくサンディエゴ・コミコンのパネルでDC/ワーナーによるこれからのDC映画のラインナップが発表されました! 話題の『スーサイド・スクワッド』(DCコミックの悪役たちがチームとなって、危険なミッションに挑むという異色作)、『バットマンVSスーパーマン:ジャスティスの誕生』の面々が登壇し、豪華なステージでした!
まさに独占状態のマーベル・シネマティック・ユニバースに待ったをかけるかのような宣言!( )内はいずれも全米公開予定日
『バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生』(16年3月25日・日米とも)
『スーサイド・スクワッド』(2016年8月5日)
『ワンダーウーマン』(2017年6月23日)
『ジャスティス・リーグ PART1』(2017年11月17日)
『フラッシュ』(2018年3月23日)
『アクアマン』(2018年7月27日)
『シャザム(ドウェイン・ジョンソンがライバル役で登場!)』(2019年4月5日)
『ジャスティス・リーグ PART2』(2019年6月14日)
『サイボーグ』(2020年4月3日)
『グリーン・ランタン コア』(2020年6月19日)
この他にも、ベン・アフレック出演&監督のバットマン映画の予定もあり。
参考:サンディエゴ・コミコンで解禁になった「スーサイド・スクワッドスクワッド」の予告編https://www.youtube.com/watch?v=PLLQK9la6Go

★3位:マーベル・シネマティック・ユニバース フェイズ3!
DCの攻勢が始まる中、マーベルがマーベル・シネマティック・ユニバース
の今後(区切りとしてフェイズ3=第三段階と言われています)を発表!
なんと2020年まで!!
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年5月6日 日本は4月29日!)
『ドクター・ストレンジ』(2016年11月4日)
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol 2』(2017年5月5日)
『新スパイダーマン(SONYと共同)』(2017年7月28日)
『マイティ・ソー:ラグナロク(ハルクVSソー!)』2017年11月3日
『ブラック・パンサー』(2018年2月16日)
『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォーP1』(2018年5月4日)
『アントマン・アンド・ザ・ワスプ』(2018年7月6日)
『キャプテン・マーベル』(2019年3月8日)
『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォーP2』(2019年5月3日)
『インヒューマンズ』(2019年7月12日)
『タイトル未定』(2020年5月1日)
『タイトル未定』(2020年7月10日)
『タイトル未定』(2020年11月6日)
関連記事:
http://bookstand.webdoku.jp/cinema/sugiyama/201412/30120000.html
参考:解禁になった「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」の予告編!
https://www.youtube.com/watch?v=43NWzay3W4s

★2位:まさかのドウームズデイ!
再びトピックをDCに戻して(笑)
来年公開の「バットマンVSスーパーマン:ジャスティスの誕生」の最新予告編!
https://www.youtube.com/watch?v=fis-9Zqu2Ro
なんとこの予告の
2分19秒目:
世界中のファンに衝撃を与えたこの映像!! 超強敵登場!! 流れからゾッドの死体を使って生み出したクリチャー。だからゾッド同様、目から光線を出す。
この怪物はルックスからしてドウームズデイ!
原作コミックで、スーパーマンを”殺した”最強の敵ドゥームズディをこのように登場させました!! 今回の映画には”登場しない”と言われていただけに衝撃!!!!
写真は、サンディエゴ・コミコンで展示された、対スーパーマン用アーマード・スーツ版バットマン

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PHOTO BY すぴ

★1位:スパイダーマン、マーベル・シネマティック・ユニバースへ
そして! 1位に輝いたのがこれ! 2015年2月9日発表の大NEWS!
※元記事(英語)へ飛びます
スパイダーマンの映画化権を持つソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが合意し、マーベル映画の『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年5月6日 日本は4月29日!)にスパイダーマンが登場!
そして、そのスパイダーマン出演のソロ映画が、ソニーとマーベルの共同で
2017年7月28日公開!!
後日、トム・ホランドくんが、スパイダーマン/ピーター・パーカーを演じることが発表!
そうついについに! マーベル・シネマティック・ユニバースにスパイダーマン参戦!
この座組がうまくいけば、もしかすると20世紀フォックスとマーベルが合意して
X-MENもマーベル・シネマティック・ユニバースに!?
ということで これが一番のBIG NEWSでした!

いかがでしょうか?
いろいろ話題の多かった15年ですが、これからのワクワクにつながるNEWSもいっぱいでした!
マーベルもDCも少なくとも2020年まで、ラインナップを発表!
お楽しみはまだまだ続きます! なのでこのコラムも続いていきます!!(笑)
これからもよろしくお願いいたします!
MAY THE FORCE BE WITH YOUR 2016!!

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