【第14回】持病を抱えている私に一生を共にするパートナーは現れるの?~占い師ニコラシカの『お悩み相談』
不定期でお届けするニコラシカのお悩み相談。
今回は、持病を持っていることがネックとなっている40代女性のお悩みです。
初めまして。
現在、遺伝病を2つ抱えています。
双方とも一生つきあわなければならない病気です。
病気の為に日常生活もままならない時があります。
一生を共にしようと思ったパートナーともそれが元で別れなければなりませんでした(今は良い友人です)。
これから私にパートーナーは現れるでしょうか?
またそのパートーナーに依存しすぎずにいられるでしょうか?
依存傾向のとても強い性格なのでとても心配です。
宜しくお願いいたします。
(40代/女性)
現状の位置に出た『力 逆位置』、『聖杯エース 逆位置』などから、ご自身に自信がない様子、感情が不安定で、他者に依存してしまいがちな様子がうかがえます。
ところが、顕在意識の位置に『星』、『聖杯3』というカードが出ていることから、そういう方にありがちな「どうせもう何をしたってダメなんだ」という後ろ向きな諦めの姿勢はお持ちではないご様子。
むしろ潜在意識にも『世界』のカードが出たくらいなので、ご自身の未来が調和し、安定したものである希望を、強く持っていらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、問題なのは同じく潜在意識の位置に出た『聖杯7』のカード。夢や希望は大きくふくらんでいるけれど、それを実現するためにはどうしたら良いのか分からない、あるいは分かっているけれども行動に移せないでいるのでは。
今のままでは、『正義 逆位置』が示すように、希望するようなパートナーと出逢い、対等な関係に発展する可能性は薄いと言わざるを得ません。
それではどうすれば良いのでしょうか。
障害として表れたカードは『女帝』、そして問題解決のキイとなるカードは『聖杯8』でした。また、現状の原因の位置に出たカードが『聖杯9』だったことから鑑みると、あなた自身に自己改革の精神が必要となります。
病気を抱えて大変なのはお察ししますが、だからといって出逢いが降ってくるのを漫然と待っているのは甘え過ぎです。異性との出逢いは周囲がお膳立てしてくれるものだという考えはありませんか?
たとえ最終的に友人や知人の紹介となるとしても、まずはあなた自身の交際範囲を広げなければ、チャンスも広がりません。
パートナーうんぬん以前に、あなた自身の依存体質を克服しましょう。身体に病を持っていても、精神的に明るく前向きでタフな人は輝いて見えます。
日常生活もままならない時があるとのことですから、口でいうほど容易なことではないかもしれません。
しかし、本気で一生を共にしようとするパートナーを得たいと思うのであれば、少しずつでも努力していく必要があります。行動なしに希望は叶わないことを、結論の位置に出た『愚者 逆位置』のカードが教えてくれています。
もう一枚、補足として引いた結論の位置には『棍棒10 逆位置』のカードが出ました。このカードは大変苦労をすることを表していますが、同時に、苦労の末につかむ幸運をも示しています。
自己改革には失敗もつきものです。ですが、そこで諦めない前向きな強い心があれば、素敵なパートナーとの出逢いも夢ではなくなるでしょう。
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