「あべし!」でフリック入力を練習 iPhoneアプリ『北斗の拳 フリック奥義 百裂拳』
「お前はもう死んでいる」――『北斗の拳』の名ゼリフでフリック入力を練習できるiPhone/iPod touchアプリが登場しました。ダイアトニックとノース・スターズ・ピクチャーズは、フリック入力練習ゲームアプリ『北斗の拳 フリック奥義 百裂拳』を『App Store』で7月7日に発売します。Androidアプリも近日リリース予定。
携帯電話と同じ配列で「あかさたな…」と並んでいる画面を、上下左右にフリック(スライド)させて文字入力する“フリック入力”。ワンタッチ入力で素早い文字入力ができるのですが、慣れるまでは違和感を覚えることもあります。そこで、遊びながらフリック入力練習をしてしまおうというのが『北斗の拳 フリック奥義 百裂拳』なのです。
『北斗の拳 フリック奥義 百裂拳』では、コミック『北斗の拳』を原作とした全5作のアニメシリーズ『真救世主伝説 北斗の拳』の映像と音声を使用。アプリ内の音楽/効果音は、『ニコニコ動画』で活躍中の10日P(monaca:factory)が全曲制作しました。
アプリには2種類のモードを搭載。主人公・ケンシロウとして、北斗四兄弟による北斗神拳伝承者争いから、“拳王”ラオウとの激闘までのストーリーをフリック入力を練習しながら追体験できる『ストーリーモード』と、世界中の強敵(とも/ユーザー)とオンラインでフリック入力の優劣を競いあい、世界ランキング形式で“伝承者争い”ができる『タイムトライアルモード』が楽しめます。
出題ワードは、『北斗の拳』に出てくる断末魔のセリフ「あべし」やケンシロウの決めゼリフ「お前はもう死んでいる」などの名セリフばかりでなく、日常生活で使用できるフレーズも含まれています。また、強敵との戦いの時には、北斗神拳の奥義・北斗百裂拳が発動し、北斗七星がすべて光るまでひたすら「た」を入力する……という奥義システムも盛り込まれるなど、夢中になって遊んでいるうちにフリック入力の達人になれそう。スマートフォンを使い始めたアラフォー世代の男性に大ウケしそうな予感です。
余談ですが、『App Store』のアプリページが英語表示だったので、『北斗の拳』が『Fist of The North Star』と英訳されていることを初めて知りました。『北斗の拳』は海外でも人気で、ヨーロッパのゲームセンターに『北斗の拳』のゲーム機があることもしばしば。一度、イタリア人男性に「俺の愛犬の名前はケンシロウ! あたたたたたっ」と話しかけられてびっくりしたこともあります……。というわけで、海外でも人気が出そうなこのアプリ、まさしく「世界中の強敵(とも)」と戦えるのではないでしょうか? iOS4以降の『iPhone 3GS/4』『iPod touch 第2~4世代』に対応。
FLICK BURST Series Vol.1『北斗の拳 フリック奥義 百裂拳』
http://flickburst.com/hokuto/
※画像は上記サイトおよびアプリより引用。
京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。
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