“ひとり牛丼”経験者27% 女性7割が「友人や恋人がいても“ひとり外食”する」
近ごろ、おひとりさま女子の行動範囲は、ラーメン屋から牛丼屋、そして焼き肉屋にまで広がっているようです。トレンド総研は、22歳~48歳の有職者女性500名を対象に“ひとり外食”に関する意識調査をインターネット上で実施(調査期間6月29~30日)。女性の“ひとり外食”の実態が浮き彫りになりました。
同調査の結果によると、69%の女性が「一人で食事することに抵抗がない」と回答。理由としては「カウンター席がある飲食店も増えているし、一人で外食している人が他にもたくさんいるので気に鳴らない(24歳/会社員)」「お店の人と話したり、読書をしたり、ひとりでいるときならではの楽しみがある(23歳/自営業)」があがりました。たしかに、ひとり時間を楽しみたいときってありますね。
また「外食を、大勢ではなく“ひとりで”したいと思うことはありますか?」という質問には、68%が「ある」と回答。「ひとりで外食したいときはどんなとき?」という重ねて問うと「人に気を使わずに食事したいとき(31%)」が最も多く、「静かに食事したいとき(25%)」「すぐに食事したいとき(23%)」「自分の好きな店に行きたいとき(22%)」と続きました。多くの女性があえて“ひとり外食”を選び、好きなお店ですごしたい時間を過ごすことを楽しんでいる様子がうかがえます。
彼女たちが“ひとり外食”をする場所(複数回答)は、「カフェ・喫茶店(93%)」「ファーストフード店(85%)」「ファミリーレストラン(48%)」が上位にあがりましたが、「ラーメン(37%)」「牛丼屋(28%)」などガッツリ系を攻める女子も少なくありません。「今後ひとりで言ってみたいお店」は「バー(37%)」が一位になりました。
「ひとり外食する行きつけのお店はありますか?」という質問には38%が「ある」と回答。いきつけにする理由は、「こぎれい」「カウンター有り」「店員さんがフレンドリーでほどよい距離感」「他の常連客を紹介するなどの配慮がある」などがあげられています。近ごろは、“女子会”をターゲットにした居酒屋プランをよく見かけますが、今度は“ひとり外食”をする女性をターゲットにするお店も増えてくるのかもしれませんね。
京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。
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