ご近所さんから“おすそ分け”、うれしい? 困る?

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昔に比べ、ご近所つきあいが希薄になったと言われて久しい。特にマンション暮らしだと、隣近所に誰が住んでいるのか顔も分からないなんて人も多いのではないだろうか。

とはいえ「遠くの親戚より近くの他人」ということわざもあるように、ご近所付き合いを円滑にしておくにこしたことはないはず。実際のところ、“おすそ分け”をもらう方の本音はどうなのだろう。ネット上の声を、ポジティブ派とネガティブ派の双方から拾ってみた。おすそ分け“ポジティブ派”のエピソードは?

「ご近所のおばあさんが手料理をおすそ分けしてくれるけど、お袋の味みたいでとてもうれしい。実家から離れて暮らしていると、素朴な味がとても美味しく感じる」

「お隣から毎年ご実家から送られてきた梨を頂きます。梨が大好きなのでとてもありがたいし、普段なかなか顔を合わせることのないお隣さんとお話できるのもうれしい」

「マンションの上の階の方から、『いつも子どもがうるさくてすみません』と、おすそ分けを頂いた。もの自体よりも、その心使いがうれしかった」

と、ポジティブ派の意見は心温まるエピソードが並ぶ。贈るほうともらうほうの関係性がとても良く、両方がハッピー。ご近所さんとの関係も深まりそう。一方、“ネガティブ派”の本音は…

「家庭菜園でつくっている野菜をもらったことがあるけど、正直迷惑だった。夫婦共働きで冷蔵庫のキャパもなく、腐らせてしまうことが目にみえていたので。でも、いる? って聞かれていらないと言うのも失礼かなと思うし」

「そんなに親しくない人から食べものをもらうのはちょっと抵抗あるかも。特におかずなどの手料理だったりすると、あまり口にしたくない」

「頂くこと自体はうれしいのだけど、顔見知り程度のご近所さんだったら『お返ししなきゃ』って思っちゃうから、なるべくもらわないようにしています。あと、後日『あれどうだった?』と感想を求められるのもちょっと面倒」

ネガティブ派の意見は、そもそももらうことが苦手な人が多いのかな、といった印象。同じものをあげても迷惑だと感じる人もいるので、その辺の見極めが難しい。

コミュニケーションを取る一つの手段として“おすそ分け”があるが、特に普段あまり接点のないご近所さんに対して、贈るほうももらうほうも躊躇してしまうことがあるのは確かだ。

ポジティブ派、ネガティブ派と意見はさまざま。大事なのはおすそ分けをする際に、相手のことを思いやる気持ちだ。その気持ちが相手にしっかりと伝われば、ご近所付き合いもより円滑にいくのではないだろうか。
元記事URL http://suumo.jp/journal/2015/11/26/99940/

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