大人もアツくなれる『ドラゴンボール』おもちゃ コレクション要素と遊びを両立した最新ボーイズトイをレビュー
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7月に放送開始した新作アニメシリーズ『ドラゴンボール超』が、「ミスター・サタンがスーパーサイヤ人化する予告」「ベジータが手料理をふるまうエピソード」などで話題を呼び、人気再燃中の『ドラゴンボール』。9月以降にはバンダイから2種類のボーイズトイ製品が登場し、おもちゃ単体でも独自の世界観を展開しています。
『ライジングスカウター』と『ディスクロス』は『妖怪ウォッチ』と『妖怪メダル』の関係!?
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10月に発売した『ドラゴンボールライジングスカウター』は、一見するとスカウターを使ったごっこ遊びができるおもちゃ。
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ボタンを押すとレンズが光り、敵の戦闘力をスキャンしている気分に。暗闇で使うとなかなかカッコいいです。
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本体をよく見ると、耳当て部分に開閉式のホルダーがあります。ここには、ディスク状のアイテム『ディスクロス』を装着することができ、『ライジングスカウター』で読み込むと、『ディスクロス』に描かれたキャラクターのボイスが再生されます。『ディスクロス』裏面のQRコードと凹凸のパターンを読み取っているようです。
この関係って、何かに似ていますよね。そう、『ライジングスカウター』は『妖怪ウォッチ』、『ディスクロス』は『妖怪メダル』のような関係なのです。
『ディスクロス』はもともと、アーケードゲーム『くじガシャポン』に使えるアイテムとして販売されているもの。1枚でも『ディスクロス』を持っていると無料で『くじガシャポン』を遊ぶことができ、ゲームクリア後に当たりが出ると特別な『ディスクロス』がもらえる、というシステムになっています。これも『妖怪ウォッチ』の『妖怪メダル』で遊べる『くじガシャポン』、『妖怪おみくじ神社』と同様のシステム。
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『ディスクロス』には、『くじガシャポン』でキャラクターの選択に使える『バトルディスクロス』と、『バトルディスクロス』をパワーアップさせる『ライジングディスクロス』の2種類があります。『バトルディスクロス』には、「識別ナンバー」、パワーを示す数値の「神力」、「属性」を記載。
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『ライジングディスクロス』には「ディスクロスナンバー」と「レベル」、「神力」、「属性」を記載しています。
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スカウターに『バトルディスクロス』をセットすると、本体に登録してある6種類のボイスからランダムで再生。
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スカウターに『ライジングディスクロス』をセットしてボタンを押すと、解析(読み取り)が始まります。解析後に属性と神力を読み上げ、SSGSS 孫悟空なら「負けるわけにはいかねえんだ!」、魔人ブウ(善)なら「おまえとあそんでやってもいいぞ」など、絵柄のキャラクターの1種類のセリフを再生。本体には36キャラクター、100種類以上の音声を収録しているのだとか。
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同じ色の『ライジングディスクロス』を3枚もしくは4枚連続で読み込ませると、“全開クロスモード”としてスペシャルなボイスと効果音を再生する仕組み。『ディスクロス』を集めれば集めるほど、遊び方が広がるわけです。
キャラクターの音声を再生するだけでなく、『ディスクロス』を使って遊べる“バトルモード”も搭載。ボタンを長押しするとモードが切り替わり、このときに『ディスクロス』をセットすると解析が始まります。解析が完了した時点でタイミングよくボタンを押し、解析に成功あるいは失敗した結果に応じたボイスが再生されます。
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同じ色の『ライジングディスクロス』4枚と『バトルディスクロス』がセットになった『ライジングディスクロスセット』が『悟空と仲間たち』『伝説のスーパーサイヤ人ブロリー登場!』『恐怖!最強の敵』の3セットで販売中。1セットあれば『ライジングスカウター』の全モードを遊ぶことができます。とはいえ、『ディスクロス』はバラ売りやガム、ケースやセットなどで多くの種類がラインアップされているので、一度集め始めるとコレクション熱が高まってしまいそう……。
『くじガシャポン』用アイテムだった『ディスクロス』に、キャラクターボイスという作品世界に浸れる付加価値を与えた『ライジングスカウター』。『ドラゴンボール超』の人気と相乗効果で、子供だけでなく大人も巻き込んだブームが来るかもしれませんよ。
【ドラゴンボール超】ライジングスカウター(YouTube)
https://youtu.be/4LmZzheIy1k
ベーゴマ遊びができるコレクターズアイテム『スピンエンブレム』
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続いて紹介するのは、金属メダル状の“エンブレム”を集めて遊ぶだけでなく、ベーゴマ遊びができる『スピンエンブレム』。9月から第1弾が登場したばかりの新しいコレクターズアイテムです。ピカピカして重量感があり、一度手に取るとなんだか集めたくなってしまう製品。
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『スピンエンブレム』は、キャラクターの絵柄がプリントされた金属メダル状の“エンブレムパーツ”と、ベーゴマ遊びをする際に相手のコマにぶつかる“クロスアップパーツ”、2者をねじで締結する“スピンパーツ”の3部品から構成します。
“エンブレムパーツ”は2穴、4穴、6穴の3タイプがあり、“クロスアップパーツ”には“気功波パーツ”や“連打パーツ”など劇中の技をイメージした6種類の形状があります。複数持っている場合は“エンブレムパーツ”と“クロスアップパーツ”の組み合わせでカスタマイズしていきましょう。
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『スピンエンブレム』は、現在第1弾として全12種類+シークレット1種類をラインアップ。今から集め始めれば、まだコンプリートしやすいかも。
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『スピンエンブレム』でベーゴマ遊びをする際に必要なのが『スピンシューター』。現在はオレンジカラーとホワイトカラーの2種類があり、それぞれ“エンブレムパーツ”と“スピンパーツ”が1コずつ、“クロスパーツ”が2コ付属します。
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『スピンエンブレム』を回すには、『スピンシューター』の回転部分の突起に『スピンエンブレム』の穴を合わせて取り付け、ボタンを押して固定します。
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『スピンエンブレム』を上にして「ガチガチッ」と鳴るまで時計回りに回し、ボタンを押すと『スピンエンブレム』が勢いよく回転射出されます。
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『スピンシューター』本体に『スピンエンブレム』を収納して持ち歩くこともできます。
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“天下一武道会”のスタジアムをイメージした別売りの『スピンエンブレムスタジアム 天下一武道会』を使うと迫力ある対戦が楽しめます。『スピンエンブレム』が飛び出したり止まったら負け。
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編集部スタッフも、童心に帰って白熱のバトルを演じていました。男の子同士や親子で余計な説明なしに楽しめるアイテムなのではないでしょうか。
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“スピンパーツ”で留めればバッジのようにも使えるので、ファッションのアクセントにも。幅広い世代で世界的に人気の『ドラゴンボール』なので、大人でも違和感なくふだんの生活に取り入れられそう!?
【ドラゴンボール超】ドラゴンボールスピンエンブレム(YouTube)
https://youtu.be/TlOEfDHd4vc
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『ディスクロス』や『スピンエンブレム』のラインアップは公式サイトをチェック。公式サイトからリンクする『ディスクロス ラボ』では、持っている『ディスクロス』を登録してウェブ版の『くじガシャポン』を遊ぶこともできます。
ドラゴンボール超(スーパー) | バンダイおもちゃ公式サイト
http://www.b-boys.jp/dbs/
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宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
ウェブサイト: http://mogera.jp/
TwitterID: shnskm
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